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駄文
実をいうと勝手に一人で焦ってから回ってる。まるでおまえが死んでしまったかのように心が落ち着かない。これも疾患の一部なら少しは納得できるけど。
なぜかわからないけどおまえは俺より先に死んでしまう気がして怖くてしょうがない。おまえを心配してるのもあるけど多分、一人ぼっちになる自分が大切だから。
気付いた時から、誰しもにうっすら嫌われていると自認してしまって、どうにも生きづらかった。その支えになっていたんだ。頼もしかった存在だった。別に死なないでほしいとは微塵も思ってないけど、苦しまないでほしい、どうか、どうか。
詩に書けなかったことはたくさんある。言葉にもできない記憶もある。あの体験は、俺のティーンは半分を超えておまえが存在していた。ありがとう。なにを言うとかじゃないし、何ができるともないけど、ただ苦しまないで、幸せになってほしい。あわよくば、奥さんと子供を抱えた大きな家の片隅の、埃を被った本棚の一番下の右端にでも俺の詩集を忍ばせてもらいたい。
おまえは死にたいとは思ってないとは言っていた。本当だとは思う。でも様々な要因で人は死んでしまう恐れがある。おまえが死にたくないならそれは本望じゃないはず、2人にとって。死ぬのは俺が先ってずっと思ってきたから。
俺の死に際の言葉で、おまえがそれをお守りにでもして、おまえが幸せになった世界を見せて欲しいと思う。
勝手なことだけど、ここには飾りをつけない、芋臭い感情をおいておく。
その代わり、これも勝手に、できるだけ丁寧にラッピングして、中身がなにかもわからないような詩をプレゼントするので、暇なときに認知だけして、あとはそのへんの川に捨ててください。
言葉がよくわからなくて、好意を伝えるのが下手なんだとさっき気づいたんだけど、どうか、幸せになって。俺はおまえが好きで、出会った時からずっとひたすらに尊敬している。本当に親友だと思っている。
なにができるわけでもないから結局こうしてぶつくさ吐き出すことしかできないけど、大丈夫、大丈夫って、きっとつらくなくなるよって、祈っているからね。
2024.7.16
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