死にたいけど生きることにしました、それだけ。
私は過去に縛られて生きています。
私は過去に縛られて死んでいきます。
あの日の少年と対話をするのです。
少年は「僕は間違っていない!」と叫びます。
少年は潤んだ目でこちらを見上げ言います。「僕を嘘にするの?」
人の考えというものは変わるものです。
そんな簡単なことも解らず私は少年をなだめて、その奴隷に成り下がってきました。
過去に嘘をつかせないためだけに生きる。
そんな人生です。
ですが私は今に生きたいと思うようになりました。
それは過去の少年に言わせれば間違ったことです。
私は少年へ一言。
「ごめんな、俺のエゴの為に死んでくれ。」
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