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MusicLineでBMSを作る方法

どうもです
先日ツイッターにてnote書くならどれがいい?ってのをアンケートで聞いたところ、「MusicLineでBMSを作る方法」に入った票が、意外にも半数を占めていました。
正直、みなさんはちゃんとしたDTMを使って作曲していらっしゃるであろうから、こういうのは需要ないだろうなぁ。と思っていたんですけどね、案外気になるもんなんですかね?

というわけで今回はDTMを使えないクソ雑魚が、Androidで簡単に作曲できるアプリ「MusicLine」で、BMSを作る方法をまとめたいと思います。

※この記事では、MusicLineでBMSを作る上で最低限必要なことのみを記載しています。BMS制作方法を詳しく知りたい場合は調べてください、すいません。

用意するもの

・MusicLine
今回の題材の要。
アンドロイドで無料DL。iOS版は開発中らしいです。

・PC
自分のみたいにスペックがボロカスでも多分OKです。

・Audacityなどの音声編集ソフト
トリミングとかできればそれで大丈夫です。

・Google DriveやMEGAなどのオンラインストレージサービス
パートごとのmidiを共有するために使います。

・BMSE
iBMSC使ったことないのでBMSEで許してください…

・BMhelper
これ導入してから音切りがすごい楽になりました。詳細は後ほど(そこでDOAとCLの音切り)

・woslicerII
今回のテーマに沿って考えるとめちゃくちゃ役に立ちます

・midiを読み込んだり出力できるソフト
上2つが揃ってたら多分なんでも大丈夫です。
今回自分はcakewalkを使います。なんでそれで作曲しないんだよ
むずいんだよ!!悪いか!!悪いわ

1.パーカッション単音を個別に出力して手動配置

あ?いきなり手動配置だぁ?
すいません、自分の中で自動的な方法がなかったんで…
でもメロディとかはちゃんとツール使って楽にするんでご安心を(そういう問題じゃねえよ)

まあとりあえず曲ファイルをコピーして、ドラムトラック以外をミュートにし、トラック内のノーツ全部消して、曲で使ってるパーカッションを各々画像のようにノーツを1つだけ設置してオンラインストレージに共有しましょう。
このとき念のためBPMも曲に合わせておいてください

出力後、使用するオンラインストレージサービスを選びます。

ちなみに、わざわざ曲ファイルをコピーしてノーツを消して利用するのは、音量設定を維持するためです。特にドラムトラックの個別の音量は数値設定できないんでね。

シンバルなどの残響が大きい音は、途切れてしまう可能性があるため、フレーズは2小節以上がいいでしょう。

共有した音声はPCで落とします。

え?秒数が表示されてないって?気にするな!!(気にするわ)

しかし、MusicLineで出力した音声は発音まで少し空白があるので、このままだと完成した際に音ズレが訪れます発生します。
そこで、Audacityなどの音声編集ソフトにぶち込んで切り取っちゃいます。

先端も合わせるのを忘れずに。

これをwavで出力したあと、BMSファイルに定義して、MusicLineにある曲の元データを見ながら手動で配置していきます。
まあ、ある程度パターン化している箇所はコピペで簡略するのもありですけどね。

え?タイトル欄が喧嘩してるって?見なかったことにしましょう。

2.MusicLineでトラックごとのmidiを手配

ここからが本題…だと思います。
まずは曲ファイルをmidi化して、できたファイルをオンラインストレージに共有して、PCで落とします。
※直接共有はできない点に注意!アプリ側でアップロードしましょう。

はい、使い回しです。

落としたmidiファイルをコピーして、コピーしたものをmidiを開いたり出力できる何かしらのソフトで開きましょう。

そこで音切りしたいパートのトラックだけを残してあとは全部消します
その状態でパートがわかる名前をつけて保存しましょう。

なんでこういう本来の目的じゃない使い方でDTMを起動するんですかねこの人は

3.音切りするゾイ

さっき保存したmidiをBMhelperに読み込んで、色々して新たにmidiを生み出します。使い方を知らない方は下のサイトに飛んで確認してください。

BMHelperの使い方 - BMS制作のすすめ - atwiki(アットウィキ)

出力したmidiは、midiを開いたり出力できる何かしらのソフトで開いて、BPMを曲に合わせて調整します。

ここでもう一度MusicLineの出番です。
ドラムの音取りとは別にコピーした曲ファイルを用意して、すべてのトラックでノーツを全て削除しましょう。

音切りしたいパートのトラックに、PCで読み込んだmidiを見ながら手打ちで再現します。ここが正念場です、ファイト!!!

これを…↓
こんな感じにします(ざっくり)

完成したら、それを音声ファイルとして出力しオンラインストレージサービスに共有してPCに落として、woslicerII(IIIをお使いの方、または使いたい方はそちらでも大丈夫です)に読み込ませます。
このとき、mp3からwavに変換することを忘れずに!
woslicerIIの使い方については下のリンクを参考に。

BMSのためのDTM 08_woslicerIIを使ってみよう (fc2.com)

スライスマーカーをコピペして、ズレとかを調整すれば、大体はちゃんと想像通りの切り方になってると思います。

切った音を出力できたら、BMSファイルのあるフォルダにぶち込み、
BMhelperの手順通りに配置できたら完了です。
ML側の不要になったトラックは削除しておきましょう。
残りのパートも同じようにして作業を繰り返していけば完成。お疲れ様でした。


さて、これでそこのML民のあなたも立派なBMS制作者になれることでしょう。
自分はこの方法以前はすべての音を今回のドラムパートみたいに一音ずつ出力するという血と汗と涙であふれる作業でBMS作ってました。
自身のアレンジ作品では「deep ocean anchor」と「CLOSING♡」が該当します。興味があればぜひ。
上記のような制作ツールに出会ってからはめちゃくちゃ楽になりました。
制作者様に感謝ですね。

というわけで、最後までご覧いただきありがとうございました。


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