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僕の心にもいつの間にか、新しい道ができて。


こんばんは、なせのぞです



学業を頑張っていくと決めた私が、学校帰りにとある喫茶店で書いたnoteです



ひとりでどこかにくる時、ついついイヤホンをしてしまいがちなんだけど、耳触りの良いジャズがかかっています。

入って1番奥、左の二人席をセレクトしました


薄暗い雰囲気が素敵なカフェ、穴場です



今回はなんでわたしが学業に専念するかって話、です


急なお知らせで驚かせてしまったり、寂しく思って下さる方がいらっしゃるのが、心苦しいです



アイドルか、学業か


一年前から、いや、タイトル未定になった時からずっと、考えてきたこと


わたしにとって、どっちもすっごく大きな存在


小さい頃から、すこしだけ真面目だったわたしは

将来の夢を問われたときに、周りの子はお花屋さん!アイドル!トリマーさん!とか、キラキラした職業を並べてる中、ひとりで現実的な夢を持っていました


(何を目指してるか、はいつか言えたらいいな〜と思ってます)(探らないで)


勉強が得意なわけでも、好きなわけでもないんだけど、なにかを学ぶこと、身につけることが好きで

英検、漢検とか、将来役に立ちそうなものが好きで


将来、安定した職業に就くことばっかり考えてた



つまらない人生、と言われてしまったらそうなのかもしれないし、素敵な将来、なのかもしれないし、

そんなの分かんないけど、なんだかんだ、小さい頃から目指してきた夢の一部にいま進んでる最中で。


正直、勉強すごく大変で、何もわからなくて、
何度も学校をやめたいと思ったし、この学校を選んだことを後悔した時もあった


けどね、去年の夏、学業でお休みしていた期間に
やっと勉強していた意味がわかって、夢見てた職業についている自分がはっきりして、すごく楽しかった



それに対して、わたしの前に急に現れたアイドルというお仕事


あり得ないほどキラキラしてて、新しい経験ばかりで、ドキドキして、ワクワクして、


自分たちの曲、なんていう素敵すぎるものを頂いて

衣装や曲を味方につけて、ファンの人に囲まれて、
すっごく温かくて優しい世界


もちろん、たくさんの人に見られる、評価される恐怖もあります


けど、まいにち色んな人に出会って、色んなところに行って、知らない世界を知って、すごく楽しかった


アイドルというお仕事はすごく夢があるし、仲間とずっと上を目指していける、素敵なお仕事。

お仕事っていう感覚はなくて、ほんとにわたしの青春


けどね、アイドルは競争社会


戦うことが、競うことがあまり得意じゃないんだなって気がつきました


タイトル未定を良く見せるぞ!って気合いが入っている時に、自分だけ力になれていない気がして、足を引っ張ることしかできなくて。メンバーみんなや素敵な楽曲たちに、すっごく申し訳なかった。


正解がないから、なにを頑張ったら報われるのかわからなくて、頑張ったのに!って言い訳しちゃうし

みんなが頑張り続けるから、わたしじゃ追いつけない、そう思っちゃうことばかりで

すっごい辛かった。


自己肯定感が低くなるばかりで、自信なんてどこにもなくて。



けどね、それ以上に、ステージに立つこと、本当に楽しいの


応援してくれるファンの人がいて、友達もずっと応援してくれていて、そして、どんな時も寄り添ってくれて支えてくれるメンバーがいて。

嬉しいことは、一緒に喜んでくれて、

悲しいことがあっても、慰めてくれて、

理不尽なことは、わたし以上に怒ってくれる


素敵な関係だと思います



だから、どっちかひとつなんて難しすぎる選択肢


たくさん考えて、悩んで、いろんなことを思い出して

学業を選ぶことにしました。


アイドルより学業を選んだわたしが
こんなこと言っていいのかわかんないけど

できることなら、ずっと、アイドルでいたい


出会った素敵なメンバーと、ファンの方と、

ずっとずっと走っていきたい


その気持ちは今も昔も、変わらない。


けどね、

生きるとは選択肢

たったひとつを選ぶこと


両方に限界が来るときがあるんです


アイドルも、学業も、わたしが大変なだけなら、
両立していきたい

けど、コロナ禍で両立はもっと不自由になってしまったし、ひとつを選ぶ時が来たんだなって



アイドルをがむしゃらに楽しんでいたあの頃には考えられない、アイドル卒業という道。


学業専念という、

わたしの心に、いつの間に現れていた道。



乃木坂46さんのきっかけ、本当に素敵な曲で


決心のきっかけは時間切れじゃなくて

考えたその上で未来を信じること



ずっと、時間切れだと思っていたわたしにすごくプラスな思考をくれました


そう思ったら、どっちも大事にしたまま、
夢に向かって走れる気がします

アイドルじゃなくて、学業を選んだわたしを
どうか許してください。




そしてね、偉そうになってしまうのだけど、
アイドルというものは、人生というものは、とても儚いもので

みんなの推しメンが、いつまでアイドルでいるか、いつまで生きているか、なんて誰にも分からない



アイドルを卒業するわたしも、いま活躍してるアイドルさんも、これを読んでくれてるあなたも。

1日の価値は、みんないっしょ。


だから、違う道を選んだアイドルさん、今の道を頑張ることを決めたアイドルさん、精一杯応援してほしいし、会えるときに会いに行ってほしい


家族もお友達もいっしょ。会えるときに、会いたいときに、会いに行ってあげてね。




最後に、8月13日に七瀬のぞみ卒業ライブを開催させて頂きます。


もう一度ステージに立たせて頂くこと、実はとっても不安です


ステージに立つには、期間が空き過ぎてしまうこと、何より、メンバーに迷惑をかけてしまうことを考えて、もうステージに立たないつもりでした。


けど、お世話になった皆様に感謝を伝えることのできる機会を頂きました。

だから、もう一度だけ。


メンバーやタイトル未定チーム、ファンの方全員に感謝をたくさん伝えたいです。



8月になったら、私のことなんて忘れちゃう人もいると思います、けど、素敵なラストを迎えられるように頑張るので、会いに来てくれると嬉しいです


涙はもういらない、笑おう です



きっと当日泣いてしまうのかもしれないけど、笑顔で過ごしたいです。




笑顔を褒めて下さる方が多かったから。




一度きりの機会を大切にします。




レポートのような文字数でごめんね、伝えたいことは明日の配信で伝えます。

以上、なせのぞでした。

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