見出し画像

YouTubeの外部流入と属性がブレることがダメな理由をわかりやすく解説してみた。

どうもこんにちは!乳栗(@titikuriikuo)です!!

昨今のTwitterのYouTube界隈では外部流入属性がブレることについて色々と議論されていますが、僕の経験から「どういう現象」で「どういう弊害」があって「どういうもの」なのかをわかりやすく初心者さん向けに解説してみます!!

実際に僕も色々なYouTubeチャンネルを運営していく中で、これらの壁にぶち当たってたくさん苦労しました( ̄◇ ̄;)

ミスった内容として
・外部SNSからの誘導
・極端なバズによる属性のブレ
などが原因による「チャンネルの内部ペナルティ」が課せられました。

外部SNSは主にTikTokからの誘導
大きなバズに関してはトレンドから300万を超える再生数を生み出しています。

この外部流入を行った時のTikTokアカウントのフォロワー数はそこまで多くなく確か5万人ぐらいだったかと思います。
これがなぜダメなのか?

またトレンドから生み出した300万を超えるYouTubeの再生数がなぜダメなのか?
金額にすればこのトレンド動画1本で180万円ぐらいの収益となっています。
普通ならこれって良いことだと思いますよね^_^;

僕も初めは分からず喜んでいたのですが、色々と検証を繰り返していくうちに様々な「心理」に辿り着きました…

これに関しては僕は属性がブレるという言葉が浸透するより前に、元々「内部ペナルティ」という呼び方をしていました。

そんな僕が外部流入と属性がブレることがダメな仕組みについてわかりやすく解説してみたいと思います!!

今後noteとか発売したいと思ってますが今回は完全無料です!
僕と言う人がどんな人か知って欲しいので書いてみました(`・∀・´)

外部流入とは?

簡単にいうと「Twitter」「TikTok」「インスタグラム」などの外部SNSからの流入のことを指すことが多いですよね。

これらは「意図して流す場合」と「意図せず流れる場合」があります。

【意図的に流す場合】
現段階で一番王道で多いのがTikTokで10万overフォロワーを作ってからYouTubeに一気に流す方法でしょうか。
これはTikTokをリサーチ研究していると、かなりの確率で行っている人を見かけますが、実際のところこの流入方法でうまくいっている人は本当に僅かな人数で、TikTokでは平均再生アベレージ100万再生overなのにYouTubeでは300再生の方とかは良くみます。

【意図せず流れる場合】
・Twitterなどでファンにシェアされる
・勝手にTikTokで流される(無断転載含む)
・企業案件に使われる

属性がブレるとは?

属性っていうのは一見すると「視聴者自身の趣向」と思いがちですがこれが意外と落とし穴です。
僕も以前まで視聴者さんの趣味や趣向があっているなら属性は定まっているだろうと思い、僕のTikTokをみて登録してくれている人はそのジャンルが好きだからYouTubeも見てくれるし属性も一致してんじゃん!!って思ってました。
でもそれがそもそもの間違いでした。

【属性は視聴履歴】
これ良く考えたら猿でもわかる当たり前の事だったんですが、YouTube内でいう属性って視聴者のYouTubeアカウントの視聴履歴のことです。
YouTubeは様々な視聴者に最適な動画を届け、プラットフォームに長く滞在してもらう事が一番の目的ですよね。
つまりYouTubeのアルゴリム的に、個々の視聴者の趣向にあった適切な動画を届ける事で、視聴者はYouTube上に長く滞在する確率が高くなります。

名称未設定 1のコピー

名称未設定 2のコピー


皆さんもYouTubeを見ていたら、いつの間にか数時間経っていた…
なんて経験をしたことがある人も多いかと思います。
それは関連動画オススメに出てくる動画を無意識にクリックして永遠と見続けてしまうからです。(YouTubeサーフィン)
なぜ無意識にクリックしてしまうのか?
それはその「関連動画」や「オススメ動画」があなたの視聴履歴に基づいて最適化されたリストだからです。
自然とクリックしてしまうぐらいあなたの好みの動画「だけ」が表示されているという事です。

つまりこの視聴履歴に基づき最適化されたリストが視聴者属性という事。
これはYouTubeさんがコツコツと様々なアカウントからデータを集めてアルゴリズムとして最適化しています。

【個人の趣向が一緒でも意味ない】
上記の理論から視聴者属性が視聴履歴という事が理解できたかと思います。
単純にボインが好きな視聴者の趣向を持っていたとしても、視聴履歴が違っていたら、それは視聴者属性ではないという事です。

名称未設定 111

この画像のように「表向きの趣向」と「実際の視聴履歴」は違っている事が多かったりします。
また厄介なのはSNSのプラットフォームによって得る情報が違う人が多いという事です。

属性が合ってるはずの視聴者を別のプラットフォームから誘導したのにズレる例

例えば「Twitterではビジネス系の情報を積極的に収集しているがYouTubeでは料理チャンネルしか見ない人」みたいなケースって結構多いです。

少し極端な例ですが
あなたがビジネス系YouTuberだったとします。
Twitterでいつもリプライなどをくれる熱心なフォロワーさんに自分が有益と思う、「ビジネスに役立つ動画」を宣伝しました。
その人たちがTwitterからYouTubeに飛んでその動画を見たとしても、視聴履歴がビジネス系ではなく料理系となっているため完全に属性がブレてしまうという現象が起こります。

そうなるとYouTube側があなたの動画をオススメするときに、本来ならビジネス系の動画ばかりを見ている層に「だけ」オススメしてくれるはずが、料理系の視聴履歴を持った属性が「混入」するので、どこにオススメするかを迷ってしまうことになります。

YouTubeは機械であり組み込まれたプログラムですから、こういった情報からしか視聴者の好みを判断できません。

もちろん少しぐらいなら問題ないと思います。
実際にある程度育ったチャンネルで、ある程度のオーガニックでの再生数が回ってる状態であれば、少しぐらい外部からの流入があったぐらいでは影響はないです。(実験済み)
実際に人気が出たらファンの方が勝手にSNS拡散するようになりますが、それぐらいのレベル(他人に拡散されるぐらいの人気)のチャンネルであれば微々たるものです。
これを「分母の法則」(僕が作った言葉)と僕は呼んでいます。
この「分母の法則」が外部流入やチャンネルの属性を統一するに当たって非常に重要だと感じています。

ですのでチャンネル開設初期の段階で外部流入に頼って成長させていくとかなりしんどくなります。
通常であれば普通に伸びるところを大幅に回り道してしまうという感覚です。
これについては後で詳しく記載しますね!

なぜTikTokは代表してダメなのか?

色んなYouTube以外のプラットフォームがありますが特にTikTokからの流入はアウトだと考えています。

YouTubeはサムネイルorタイトルを確認してからの視聴に対し、TikTokはスワイプで次から次へと動画を見る事ができます。

これは視聴者の選択コストを削減した状態、つまりサムネタイトルのハードルを取っ払った状態です。

視聴者からすると「面白いから見る」「つまらないからスワイプで飛ばす」といったことが高速で行われています。

裏を返すと、スワイプで自分の動画を見てもらった瞬間「3秒以内」に視聴者を引きつければ動画に興味をもってもらうことができ、バズらせるにはかなりハードルの低いプラットフォームとなります。

ここで勘の良い人なら気付いているかと思いますが、YouTubeと違ってTikTokは出会いが突然です。愛は突然やってくるようなそんな感じで一目惚れに近いです。

YouTubeがお見合い相談所ならTikTokはナンパです。
瞬間瞬間のフォーリンラブ。

つまり動画が面白いかどうかっていうところまで、お見合い写真や職務経歴などを吹っ飛ばして、直接女の子にアピールする事ができるプラットフォームという事です。
前置き長いと思いますがここ結構大事です。

突然出会ってバズるってことは正攻法だったらバズらない動画の可能性も高いってことです。
またTikTokは短い1分程度の動画です。
「遊びの男なら良いけど結婚するのは嫌よ」って方多いのではないでしょうか?
またナンパ(TikTok)で出会っているので普段お見合い相談所(YouTubeの視聴履歴)で探している相手とは、属性が大きくかけ離れている可能性も高いです。

上記の理論から、動画の質は良いけどYouTube上で需要がないものがTikTokではバズる傾向にあると僕は分析してます。

話を戻すと、そういった理由でTikTokから流入した場合、普段の視聴履歴と違う視聴者が大量に流れ込むことで、チャンネル内の属性がズレてしまうという結論に至ります。

※余談
TikTokとYouTubeではプラットフォームの特性上大きな違いがあります。

それはバズる条件が「積み重ね式」「単発式」かです。

YouTubeはある程度チャンネルが成長していかないと基本的にはバズらないようになっています。(そうじゃない人もいますが基本的にはコツコツやっていくプラットフォームだと僕は思っています)

それに比べてTikTokは動画の単体でバズるようになっています。
アカウント全体の評価も勿論あるかと思いますが、それ以上に動画単体の評価で良くも悪くもバズらせる事が可能。
そのため1本目からもバズるし、一定のエンゲージがあれば広い範囲でオススメされるようになります。(多少の属性振り分けはある)
一応TikTokにも属性っていうのがあって、例えば動物系ばかり見てたらその人には動物系が表示されるし可愛い女の子ばかり見ていたら女の子ばかり表示されます。

だから可愛い女の子ばかり表示されると言ってる人が会社とかにいたらスケベな人と思ってOK牧場!!です。

アルゴリズムがオススメする際に迷う

これはそのままの意味で、YouTubeのアルゴリズムは視聴者アカウントの「視聴履歴」を元に皆さんの動画を新しい視聴者へ「オススメ」しています。

そのため視聴履歴が自分の動画のターゲットとあっていない場合、YouTubeがどこにオススメして良いかわからず混乱してしまいます。

初期にYouTubeを伸ばす上では、自分のチャンネルのターゲットにあった視聴履歴をもった視聴者だけにリーチする方法が一番近道だと思います。

【あくまでもプログラムされた機械の仕組み】
YouTubeの仕組みは人間がプログラミングした機械でしかないです
どうすれば「データが収集され」どうしたら「最適なところへオススメ」してくれるのか?
少し冷静に考えればめっちゃ単純ですよね笑
わかりやすい例として

YouTube=イオン
チャンネル=お店
動画=メニュー
視聴者=お客さん

これを前提にこのツイートが分かりやすかったのでシェア

あなたがイオンの中にお年寄り向けの喫茶店を運営していたとして、メニューも全てお年寄りが好みそうなもので揃えていたとする。
その場合はターゲットはお年寄りですよね。
お店(チャンネル)もメニュー(動画)もお年寄りが喜ぶものだけになっています。
お年寄りが好むものっていうのは味だけじゃなく、店内の細かいところ(バリアフリーや手すりが多いなど)までお年寄り向け。
また接客もお年寄り向けになるかと思います。
そんな時にひょんな事から上記ツイートのような属性のズレたお客さんが入ってきた場合、元からいたお客さんがいなくなり新規の趣向からズレたお客さんもいなくなります。
これが動画だと視聴者維持率やチャンネル内の回遊率につながります。

視聴維持率=お店での滞在時間
チャンネル内回遊率=別メニューの注文orリピート来店

またイオンの宣伝担当者が店舗巡回している時にお年寄り向けのお店に若者がたむろしていたら、「このお店はどこに宣伝していいのかわからん」となります。
そうなった場合、宣伝担当がライバル店の「ターゲットが明確な店舗」を優先的に宣伝するかもしれませんよね。
もしかしたら自分が「望んでいないターゲット」に間違って宣伝されてしまうかもしれない。
また最悪のケースでは、そのままお店が繁盛せずに撤退ということもあり得ます。

このような理由から、プログラムに自分の動画の属性を正しく伝えていくことの大切さがわかるかと思います。

オーガニックで伸ばすことが近道

結果的にオーガニック(純粋にYouTubeのみで伸ばす)で伸ばすことが近道だったりします。
上記の喫茶店の例で言えば、お年寄りのお友達に口コミで広がる(関連動画)ことやイオン側がお年寄りが集まる場所に営業する(ブラウジング)という理論です。

かと言って外部流入が絶対にダメだとは思いません。
外部流入をする際には段階があり効果的な段階とそうでない段階があります。

【外部流入が効果的な段階 】
ある程度チャンネルが育って、特定のジャンルの中だけでは、インプレッション範囲が押さえられてしまっている場合は非常に効果的と言えます。

これは仮説でしかないですが、インプレッションはジャンルごとに上限が設けられているように推測しています。
これに関しては、そのジャンル(属性)内の潜在的視聴者数と=の関係と考えられますが、チャンネルが一定以上育ちきってしまった場合、そのジャンル内でそれ以上伸びない現象に悩まされることがあります。

これに関しては、その制限された範囲内でチャンネルを運営していく方が安定してて良いという意見もありますが、とにかくチャンネルを大きく伸ばしたい人にとっては大きな壁になります。
このようなケースは他属性の視聴者を流入させてインプレッションを拡大させていく必要があります。

喫茶店の例でいうと「地域のお年寄り全員が来店」してしまい、これ以上「新規来店人数を更新していくことができない段階」で「若者に向けてのメニュー」や「接客スタイルを導入」するような感じです。
この場合、最終的には家族全員で楽しめる地域に愛された喫茶店になるのが理想です。
ただインプ上限が決まっていて、新規顧客が増えないとしても、特定のお客さんだけを大事にしていく運営スタイルの方が安定しているとも言えます。
(濃いファンだけ残るので)

(YouTubeの例)
:ヒカキンさん(音楽系)→バラエティ(レビュー系)
:ヒカルさん(買い占める系)→バラエティ(大食いやチャレンジ)
:ヴァンゆんさん(漫画メシor漫画再現)→バラエティ(カップルチャンネル)
などなど

【まっさらな初期には悪手】
じゃあどんな時に外部流入するとダメなのか?
初期やチャンネルが育ちきっていない段階は悪手になると思われます。
例えばチャンネルを立ち上げる前にTikTokで人気者になり、0段階のYouTubeチャンネルに流すみたいなパターンはインプレッション表示範囲がバグってしまう恐れがあります。
ある程度伸ばしたチャンネルであれば土台ができているのでそこまで問題はないのですが、何もない段階で行ってしまうと、どういった層にアプローチして良いチャンネルかプログラムが判断できません。

これは実店舗でいうところのオープン前から色んな有象無象が行列で並んでいる状態です。
特に絞ったターゲットでもないので、実際に店がオープンしたら地獄絵図なのはいうまでもありません。

あとがき

とまぁこんな感じでばぁ〜っと僕なりに外部流入と属性がブレることについて説明してみました。
これはあくまでも僕の解釈ですし経験談の中での情報となりますので、また違った意見もあるかもしれません。
違った意見をお持ちの方は是非情報をシェアしていただけると嬉しいです!!

また僕は外注化が得意ですので、そう言った相談に乗らせていただきたいと思っています!!
外注化戦略のnoteも出させて頂きたく思っているので、もし今回のnoteが少しでもタメになったよって方はチェックしてもらえると嬉しいです!

Twitterは基本ROM専ですがこれから少しづつ発信していこうと思っているのでTwitterのフォローもしてくれれば嬉しいです!!

こんな感じで外注化について唯一無二の教材や

失敗しない外注化戦略アイキャッチ2


チャンネル売買についての無料記事もアップしています。

noteアイキャッチ


また必要になった際に思い出して手に取っていただけると嬉しいです🙇‍♂️

それでは最後まで僕の文章を読んでくださりありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?