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日程

7月13日(土)〜7月14日(日)

行程

1日目

6:00大岡山駅 - 10:44尾白川渓谷 - 16:58七丈第一小屋

2日目

2:30起床 - 4:00出発 - 5:48甲斐駒ヶ岳山頂 - 6:34摩利支天 - 12:51尾白川渓谷

参加者

5人(3年生2人、2年生0人、1年生3人)

執筆者:M.I.(1年)

1日目

 今回は3年生が2人に対して1年生が3人もついてくるという先輩方の負担の大きい山行だった。いや、直前までは3年生が3人、1年生が4人で登る予定だったのだが、1年の一人が直前に体調を崩し、それに伴い登山靴修理中の3年も一人休むことになった。私は体調を崩した彼を含め3人で食事当番だったため、食事の全体量は減ったが(5/7倍)、運ぶ人の負担が増えたので(3/2倍)、結果的に負担は増えてしまった(15/14倍)。ほぼ誤差だが同伴者のためにも体調管理は大事だと改めて思う。
 当日は6時に大岡山駅に集合、レンタカーに乗り移動した。5人で移動するにも関わらず、5人乗りの車だったため、少し窮屈なうえに、トランクに押し込まれた荷物のせいでバックミラーが機能していなかった。しかし個人の負担は少なかった。
 さて、余談はこの程度にして本題の山行の話に入る。今回は770mあたりから登り始めたため、最初はかなり暑かった。道中で特筆することはやはり以下の絶望の看板だろう。

絶望の看板.jpg


_人人人人人人人人_
> 往復17時間 <
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 黒戸山ではかなり長い下りがあった。明日これを登って帰るのか、、と憂鬱になるほど長かった。

下山道(登山道)

 獲得標高が1700m以上の長い尾根道を抜けると七丈第一小屋であった。トイレとテント場がまあまあ離れていたが、テント場の景色は良かった。晩ご飯はトマトシチューとアルファ米だった。ここで食事当番の私のポカがいくつか発覚した。
ごめんなさいその1.塩コショウやほりにしを忘れた。トマトシチューはトマト缶の味とコンソメの素で味付けをしたのだが、かなり飽きがくるのが早い味付けになってしまい、味変なしでは最後の方がきつかった。部長が持ってきてくれたマッシュポテトも味付けなしでそのまま食べることになってしまった。
ごめんなさいその2.コンソメスープの顆粒を忘れた。当部では調理に使った鍋をお湯ですすぎ、その美味しくない液体にコンソメを入れ飲むという伝統がある。今回はそのコンソメを忘れてしまい、直飲みする羽目になってしまった。想像を絶する味だった。

2日目

 私にとって2回目のテント泊。案の定よく眠れなかった。両隣のいびきのせいでもある。早く適応したい。テントを出て早朝というより深夜の夜空を見上げると星がよく見え、眼下には雲海が広がり、その隙間からは街の灯火が見え、なんとも趣深い景色だった。

エモい風景.jpg


 朝はガスっていない時が多く、周りの山を見渡すことができた。部長と山好きな1年生の2人はハイテンションで景色を堪能しながら山を登っていた。私は若干高山病の症状が出ていた。まだまだ体力が足りないと痛感した。

オベリスクがはっきりと見える

 山頂ではかなり風が強かった。ガスが出始め、景色はあまり見えなかった。
その後、朝ご飯の時まで行くか意見が割れていた摩利支天に向かうことになった。
目視では近いが回り道をするため思っていたより遠かった。

甲斐駒ヶ岳山頂(左)と摩利支天(右)

 下山では、想定していた雨がほぼ降らなかった。我々の日頃の行いのおかげだろうか。登山道のような下山道を通り、尾根道を下っていると朝下山し始めた頃にすれ違ったトレランの方に再び会った。聞いた話によると今回の登山道を5時間程度で往復してしまうとのことらしい。超人すぎる(驚嘆)。登山口付近で隊を二つに分け、部長と私は走って下り滝を見に行った。気温も上がり正直この時が一番きつかったが、滝を見た時の感動もひとしおだった。

きれいな滝(名前わからない)

 下山後は「尾白の湯」という温泉に入った。移動中は部長が好きな「ずっと真夜中でいいのに」の曲がよく流れていた。部長、私も好きです(便乗)。晩ご飯はガストで先輩に奢ってもらった。ごちそうさまです。


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