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観光の反意語 【地方空き家サバイバル,24日目,2022/6/15(水)】

観光の反対の意味をもつ言葉はなんだろう。今私がやっていることは観光の真逆のことだと思う。

私が思う観光とは,トラブルが起きないように整備され保障された旅のこと。個人的には退屈に感じる。何の保障もない地に自己責任で乗り込み,トラブルは現地人に尋ねて解決していく旅のほうが好きだ。一つ一つ自分で判断して,成功と失敗を体に刻みつけていく。整備や保障の不備に怒る旅より,トラブルを解決したときの達成感や有能感を味わえる旅。思わぬ助けに感謝できる旅。そんな旅が好きだ。

いろんな場所が,観光地化されて退屈な場所になっている気がする。残念だ。幸い,この地は整備が行き届いていない場所がたくさんありそうだ。いろんな場所を開拓してみよう。ああ,観光の反意語は開拓か。腑に落ちた。

そんな私の,開拓生活24日目を記す。

やったこと

今日やったことは,以下のとおり。
・庭木の剪定
・冷蔵庫きたる
・本棚の分解(新しいキッチンの材料調達)
・古いキッチンの解体

冷蔵庫きたる

今日やっと冷蔵庫が手に入った。移住初日から自炊をしている,自炊派の私としては本当に欲しいものだった。だって,肉と魚は常温で保存できないから。冷蔵庫を買わなかったのは,汚すぎて置く場所がなかったから。掃除と片付けの日々により,ようやく冷蔵庫を置く場所が確保できたわけだ。

本棚の分解

放置されていた本棚を分解した。大事な部分が折れているため,本棚としての再利用は困難と判断。そこで,作り直す予定のキッチンの材料にすることにした。丁寧に分解し,使えそうなパーツを収集した。

古いキッチンの解体

Gの巣と化していたキッチンの棚を分解しはじめた。こちらは,汚れが深く染み込んでおり再利用は不可と判断した。とくに,Gの糞が至るところにこびりついており,変な匂いがする。この変な匂いがGをおびき寄せるらしい。庭での解体中,見つけたGは庭に解き放ったのだが,気づいたら棚に戻ってきていた。何度繰り返しても戻ってきた。なにやら,Gの糞には集合フェロモンというのが含まれており,Gを引き寄せるようだ。

おわりに

いつもは反射的にGを潰してしまうのだが,今日はできるだけ殺さないようにした。Gは私に害をなすことはないのだから。それにより,また一つ,Gの生態に詳しくなってしまった。

最後まで読んでくれて,ありがとう。

移住の背景と現状は,以下をどうぞ。
移住を決断した理由(文章のみ)
最近の状況(写真多めでサクッと読める)

それでは,また明日。

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