棚田を作った人たち
今日は、かつてわたしの祖父母が暮らしていた島に行って来た。
祖父が逝き、14年後祖母が逝き、それから今まで15年弱わたしはその島に足を運ぶことはなかった。
先日友人と生シラスの話になり、買いに行った所が祖父母が住んでいた島だと分かった。
生シラスよりなにより、小学生の頃一人でよく泊まりに行っていたその島に行きたくてたまらなくなった。
車中の友人との会話は今朝読んだ師匠の記事の話や枠チンの話、デクラスの話から未来の話まで様々。
中高生並みのキャピキャピとした楽しい会話で時間が過ぎていく。
この年代特有の病気の話、暗い老後の話などはほとんど出ない。
なんて幸せ❤️
さて話は生シラスではなく、棚田の話。
この島の棚田は、日本棚田百選の中でもトップクラスのものだ。
曇天の上、撮ったわたしの腕が悪くこの棚田の良さを出せてない写真で申し訳ない(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
と、ここでネットから借りて来よう。
海に沈む夕日と棚田
ライトアップされる時期もある。
さすが棚田百選‼️
師匠のコメにも書いたけど、
朝、師匠の記事を読んでからのこの景色を見たわたしの想いは、この棚田を延々と作り続けた江戸時代の農民たちへ飛んだ。
便利な道具も無く、海へと続いている原野だか森林だかを黙々と切り開き、自分たちの、そして子孫たちの食の為にと、この見事な棚田を年月をかけ作り上げたのだ。
小さな島のそれも裏側、誰に認められることもない棚田。
夕陽に輝く棚田を満足げな顔で見下ろした農民たち。その顔も夕陽が照らし出したことだろう。
数百年後、車を連ねてこの棚田を見るためにやって来る大勢の人がいるなんて想像もしてなかっただろう。
人々の力と自然の力が合わさった見事なこの景色。
疲れきったストレスだらけの現代の人たちが、見て癒され涙してまた明日も頑張ろう!と思えるこの景色。
作ってくれた人たちに心からの「ありがとう」を、、、、、
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