ピレリの第1四半期業績新型コロナ が影響して純利益6割減に
伊ピレリの第1四半期(1~3月)業績は、売上高が前年同期比20.0%減の10億5160万ユーロ(約1215億円)だった。調整後EBITは35.6%減の1億4110万ユーロ、純利益が61.9%減の3720万ユーロ。販売数量は新型コロナ ウイルスによる新車需要の低下を受けて17.2%減となった。
セグメント別では、ハイバリュー部門の売上高は18.2%減の7億3220万ユーロ、販売数量は14.2%減だった。このうち18インチ以上の大径タイヤの販売数量は14.4%減だった。なお、売上高全体に占める割合は1.5ポイント増の69.6%に拡大した。スタンダード部門の売上高は23.7%減の3億1940万ユーロ、販売数量は20.2%減となった。
地域別の売上高は、アジア太平洋地域が34.6%減の1億3780万ユーロと大きく減少した。欧州とトルコが17.4%減の4億5750万ユーロ、北米が14.3%減の2億3130万ユーロ、南米が22.0%減の1億3040万ユーロ、ロシアと北欧は15.5%減の9460万ユーロと全ての地域で減少した。
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