【座学#1】ギターコードの覚え方
日本1億2千万のRocksmithプレイヤーの皆さん、こんにちは。
なるべく Rocksmith の話だけしようと思っていましたが、本物の楽器を扱うゲームなので座学からは逃れられませんでした。
ギタリストの皆さんなら、
「曲名 コード」でググって、ヒットしたコード譜を見ながら弾き語りをしようとした経験が少なくとも一度はあると思います。
なんなら、「コードのおさえ方一覧」もブラウザの別タブで開いていたことでしょう。
ここらで一発覚えてしまって、面倒くさい一覧表に別れを告げましょう!という回です。
大丈夫です。実はコードってめっちゃ簡単です。
そもそもEとかAとかGとかなんやねん
A. ドレミ(音階)をアルファベットで表したものです。
それぞれ以下のように対応しています。
ここに、「調号」と呼ばれる
#(シャープ)、♭(フラット)を加えた12音階が1オクターヴ(音域)となります。
なので、フレットを12フレット分右にずらした時の音は1オクターヴ上、つまり 高いド になるわけです。
覚えるコードは4つだけ
何もない状態から形を覚える必要があるのは、
・Eメジャー(E)
・Aメジャー(A)
・Eマイナー(Em)
・Aマイナー(Am)
の4つだけです。
実際にEメジャーのコードをギターで弾くと、コードの中で最も低い音が E であることにお気付きでしょうか。
これを、ルート音(根音)と呼びます。
そのコードが何のコードなのかは、ルート音で決まります。
コードのグループ分け
ルート音の話を踏まえて、先ほどの4つのコードを以下のようにグループ分けします。
【6弦ルート】
コードの中の最も低い音が E 6弦で鳴っているもの
・Eメジャー (E)
・Eマイナー (Em)
【5弦ルート】
コードの中の最も低い音が A 5弦で鳴っているもの
・Aメジャー (A)
・Aマイナー (Am)
6弦ルート
まずは Eメジャー を弾きます。
そのままフレット1つ分、ボディ側に寄せてみます。
なんとも言えない響きになりました。
これは、ナットからフレット1つ分離れてしまったからです。
人差し指にナットの代わりをさせましょう。
あれ… これはもしかして…?
冒頭の鍵盤を思い出して下さい。
FのとなりはF#、じゃあフレットをもう一つずらせば…?
そんな…!じゃあマイナーも…!?
5弦ルート
やってることは 6弦ルートと同じです。
スタートが A になって、人差し指にナットの代わりをさせれば…
マイナーも一緒です。
5弦ルートのコードを弾くときは、ナットの代わりをさせている人差し指の先端を6弦に触れさせて、鳴らないようにして下さい。(ミュートといいます)
6弦が鳴ってしまうと、コードの中の最も低い音がそちらになってしまい、別のコードになってしまいます。
さいごに
お疲れ様でした。
これにてメジャー、マイナーコードはあなたのものになりました。
取り上げた4つのコードは、何もないところから覚える必要があるコード、と表現しました。
つまり、これ以外のコードは今回の内容を踏まえれば比較的楽に覚えられるはずです。
なるべく簡単な言い回しを心掛けたつもりですが、分かりづらい箇所があればなんとか私にコンタクトを取って教えて下さい。
お付き合いいただきありがとうございました。