2020年のTipyを振り返る
Tipy records inn代表のコアゼです。
2020年を振り返ります。シンプルにやばかった。こんなことが現実で起こるのか?お天道様頼むよ。と思いつつ、まぁこの先どうなるかなんてわからないいけれど笑って行きたいです。何より今年もTipyをご利用していただいた皆様、関わってくださった皆様、そしてスタッフ、家族のみんな本当にありがとうございました。来年こそは攻めまくろう!
1月
2019年は本当に怒涛の勢いで駆け抜けていた。その勢い止めないぜ!と思いつつもティピフェスでの教訓を元に地元を掘ろう!と決めて小田原のいろんな場所を探索し始めていました。
そして宿やってるのに全然旅したことないのちょっと問題あるなぁと思い、1月の末から家族で旅にでた。
エブリデニム、現ITONAMIの拠点floatに行けました。
Noumにも。結局2020年最高ホテルはここだったなぁ。良い旅でした。
2月
旅行から帰ってくるなりすぐに渡辺俊美さんがオーガナイズどするイベントレコード祭りに出店しました。宿では会えない人にTipyのことを知ってもらえる貴重な体験でした。
思いつきでティピーの晩ごはんというイベントもやった。猛烈に楽しかったし改めて小田原の食材うまい!と感じた夜でした。
ティピーのミニマルシェもやりました!
そんな中、1月からキャンセルの通知が止まらない。二月の時点で30件以上のキャンセルが続き「あっもうだめだ...終わった」と落ち込みまくり。もうなりふり構ってられなくなった。
いろんな人が連絡くれたし、いろんな人が泊まりに来てくれた。感謝しても感謝しきれません。本当に人に生かされているなと感じた2月。この恩はどう返そう...。
2月の末には第3波が来てたらしいです ...。
マネージャーのみなちゃんが2月で卒業。本当に申し訳なかった。本意ではなかったので本当に悔しかったです。
3月
3月はまじで激動でした。思いつく限りのことをひたすらやり、行動しまくり、確か胃は常に痛くて死んでいた気がします。
そんな中でもいろんな仲間とtipyで再会しました。感謝に絶えません。
コワーキングスペースとしてのサービスを開始。これは今でも続いています。後のTipy crewです。
SPOTさんが取材に来てくれて、この記事きっかけで来てくれたお客さんもいました。ツイートきっかけで2日くらいで来てくれました。感謝です。
そしてこれも思いつきで「30分に一回ドントルックバックインアンガー歌う会」を配信で開催。藍坊主のたくろうさんとTipyスタッフでもあるパーリーズの2人そしてたいちゃん(僕のバンドのベース)が来てくれました。これまじでめちゃくちゃ楽しかった。またやりたいです。
そしてそして、平井君がTipyに住み込み始めたのも三月。大きなターニングポイントでした。
このティピーでピクニックは反響あって博多大吉さんTBSラジオにまで読んでいただいた。またあったかくなったら是非利用してほしいです。
オンラインショップも開設!
小田原市の協力の元、お試し移住のプランを作りました!困り果てて仕込んだこの企画が年の後半で花咲いた訳ですがこの時は利用者ゼロでした。
4月
本来なら桜の咲く三月末から四月は小田原は繁忙期で、たくさんのゲストがTipyにくる。誰もこない。そんな四月。でもいいこともあったんですよね。
これは本当に幸せでした。娘と向き合う時間。家族と向き合う時間が増えた。どこかこのままでいいんじゃないかって思ってしまった時期だった気もします。
とはいえ、現実はそんな甘くなく、緊急事態宣言に突入する。
辛かったです。
そんな中、小田原の飲食店のみなさんがおだわらテイクアウト大作戦を始めていた。いつもお世話になっているみなさんに何かお力添えできないか?と思ってこんなこと呟いた。
その3日後。
ウーバーイーツ小田原無いからやっちゃおうぜ!的な勢いで平井君と立ち上げました。完全にノリで儲けなど全くありませんでしたが落ち込んでいたこの時期に飲食店の方と利用してくれた方の笑顔を直接見れたのは財産でした。
5月
5月は「耕した」月。
畑を作ったり、撤退して余った家具をベランダに並べてみたり。
いずれにせよ平井くんのセンスがTipyにぶちまけられたという感じで本当に嬉しかった。
そしてそして小田原ゲストハウス会議が始まったのもこの月でした。
どうしようもなくなって情報交換をしていた三人でのZOOM。それが60人越の会議に大きく広がって言ったのはPLUM HOSTELの梅宮さん、Good tripのリッキーさんそして小田原のみなさんのおかげでした。
時間もあったので実家で取れた梅を軒先で売ったりもしました。
6月
5月のゲストハウス会議を経て「地元を旅しよう」というテーマでの活動がスタートし出しました。PLUM HOSTELの梅宮さんが主宰していたインバウンド向けのサイクリングツアーに改めて参加しました。世界中から年間400人以上参加していた理由ってなんなんだろう?その理由を探す旅でした。
実際に地元の人向けにツアーも開催しました。
改めて地元を旅すると、想像していたより発見があって楽しいとの声が多かったです。
Tipyに泊まりに来てくれるゲスト。緊急事態宣言明けから完全にリピートのお客さんが増えました。コロナ前までは満室に近い稼働だったのでなかなかリピートのお客さんとじっくり話すこともできなかったので大変な中でも嬉しい出来事でした。
7月
CHILLNNからお誘いを受けShe isのメンバーズ限定の宿泊プランを作りました。個人的にShe isみたいなメディアに取り上げていただけるのは本当に嬉しかったです。またL&Gの龍崎さんからのメールインタビューいただいたのも光栄でした。
コワーキングの月額会員としてTipy crewのサービスを開始しました。
小田原ゲストハウス会議の活動としてははしご酒ツアーを開催。
ゲストハウスは街との繋ぎ役。そんな僕たちが地元の人に対しても街とつなぐことができるのでは無いか?ということで開催。満員御礼でした。
8月
夏!Gotoの影響もあり、週末は少しづつお客様が戻って来た時期でした。
自転車を買いレンタサイクルもはじめました。
小田原ゲストハウス会議では地元の魅力を再発見すべく海でお茶したり、寄木の体験をしたりしました。これをフェイスブックに投稿した時は反響がすごかった...笑
神奈川県民の私歓喜!
FM Yokohamaの藤田くんが街角レポートでTipyに!生藤田を目の前に仕事ぶりに感動しました。
外のウッドデッキにピザ釜を作りました!数回しか稼働してないのですが、来年はイベントで使いたい。
9月
ウッドデッキを夜でも使えるように照明を取り付けました。めちゃめちゃスローに進化し続けています。
一年間街で遊びまくった結果、厳選したおすすめのスポットをまとめました。これは今でも重宝しています。来年には紙ベースで作りたいと考えています。
10月
BSテレ朝の緑のコトノハという番組でTipyを取り上げていただきました。
ドキュメンタリー番組に出演は初めてで色々勉強になりました...笑
小田原ゲストハウス会議では引き続き小田原を掘りまくっていました。
本当に掘れば掘るほど面白いのが小田原だなと思います。
そしてそして!突然!軒先でやきいも屋さんをはじめました!
開店当初からたくさんの人が買いに来てくれ本当に感謝です。
これは来年も続けていきます。
The WILD FARMのべにはるかが本当に美味しいんだ。まだのかたは是非!
11月
リネン屋さん切り替えにより、念願のイケウチオーガニックのタオル導入となりました。早速タオルが良い!とレビューが入って驚きました。
やきいもはコミニケーション。
いろんなところでイベントに呼んでいただき今まで会うことのなかった方とコミニケーションを広げることができました。
7月から本格始動したお試し移住。開始から月に二、三組の方が利用してくださっていました。滞在中に2時間の街案内をするのですが本当に楽しいです。小田原に魅力を感じ、もっと知りたいというゲスト。魅力を伝えたい僕。移住者を迎え入れる小田原市。この取り組みはもっと研ぎ澄ませていきたいです。
12月
新しくTipyのグッズを作りました。
Tipy刺繍ロゴ入りのTシャツ、キャップ、スウェットです。再入荷して数はありますので是非ご購入お待ちしています!
あとTipy直接ではないけれど嬉しいことがありました。元スタッフのはるかちゃんが展示をやるってことでポストカードを届けに来てくれた。Tipyは関わる人の輝けるステージになることが一つのミッションなので本当に嬉しかったです。はるかちゃんだけじゃなく、元マネージャーのみなちゃんはカフェを開業し、元スタッフのえみさんもアクセサリーブランド超順調だし、本当、みんなすげぇんだ!
2020年ありがとうございました。
今年は喜怒哀楽全ての感情に振り回され、その度に家族や周りのみんなに助けてもらいました。そして人の力を強く感じた一年でした。
コロナがあって辛かったけれど、コロナがなかったら出会えなかった人がたくさんいました。絶対にこの出会いは良い未来に繋がっています。
まだまだコロナウイルス の影響は読めず、見通しは立っていません。
それでも自分たちの欲しい未来は作れるはずです。
やってやりましょう2021。共に生きよう!
Tipy records inn代表 コアゼユウスケ