”ティピーのローカルキャンパス”開校します!
\つながり、学び、挑戦しちゃお!/
Tipy records innは、小田原のローカルコミュニティーに溶け込みながら新しいことに挑戦する実践型プロジェクト「ティピーのローカルキャンパス」の参加者を募集します!
Tipyの仲間であるローカルプレイヤーたちとつながり、”小田原のリアル”を肌で感じながら、地域や社会についてあらゆる切り口から学べるプログラムを用意。さらに、地域の一員として一緒に新規事業や地域の課題解決などの活動にチャレンジしていく半年間のプロジェクトです。
追記!説明会やりました!アーカイブ動画はこちらから!
自己紹介
こんにちは。Tipy records inn代表のコアゼユウスケです。
この度、小田原のみんなの協力のもと「ティピーのローカルキャンパス」という新プロジェクトを立ち上げました!このnoteにてプロジェクトの趣旨と募集内容についてお話しさせていただきます。
Tipy records inn 代表 コアゼユウスケ
2018年Tipy records innを立ち上げ、以後立て続けに近隣の空き部屋をリノベーションし4棟8部屋の全部屋個室分散型のゲストハウスを運営する。
レコードやCDを持って来ていただくと宿泊代からキャッシュバックされるレコードディスカウントというシステムがあり、世界中のありとあらゆる音楽がTipy records innに集まっている。
2020年地元ゲストハウスオーナーとともに「オダワラブレイク」を発足。
https://twitter.com/koaze_GLAMTANKS
https://www.instagram.com/tipyrecordsinn/?hl=ja
きっかけは大学3年生との出会い
今年の3月、Tipy小田原お試し移住を利用しにひとりの大学生がやってきました。
就活も控える中、どんな会社を志望するかも未定。キャンパスは地元にあるため、外の世界は見れていない。卒業まで、残り一年間。
この環境下で将来を決めることに不安を覚えたため、小田原と実家の2拠点生活を検討しているとのことでした。
「オンライン授業を受けながら通学も可能な距離にある小田原で、地域との関わる活動にも取り組んでみたい。」さらにお試し移住体験後には「小田原で働ける場所を探してみたい」と。
変化するキャンパスライフのかたち
2020年春より、大学ではオンライン授業が導入され始め、学生たちはキャンパスに通学するということがなくなりました。その後、小中学校は対面授業を開始した一方で、大学は今も完全リモート授業が大半。
予期せず始まった新しい大学生活は、気づけば2年目に突入しています。
もちろん、オンライン授業は場所や移動時間の制限から学生たちを解放し、全国どこにいても授業を受けられるようになるなどのポジティブな変化を生んでいます。
しかし、気の合う仲間と出会ったり、新しい刺激を受けたり、何か力を注ぎたいことが見つかったり・・そうした偶発的な出会いやきっかけを作っていた”場”としての大学の役割は、悲しいことに、消えつつあります。(もちろん全てがそうではないと思います)
そんな中、新たな環境である小田原での拠点作りを考えて、連絡してきてくれた彼。
もしかしたら、他にも同じように思っている若い人たちがいるんじゃないか?そんな彼らの声を聞いて何か僕たちにできることはないか?と、考えを巡らせました。
僕たちにできること
そもそもTipy records innのラウンジでは、スタッフ同士や近所の方、地域の人との他愛もない会話や無駄話から面白い企画が生まれていました。
▲ティピーのラウンジ
クラフトビールが好きなスタッフとは「ワークショップをここで開催してみよう!」と一緒に企画し、多くの地元の人が訪れました。
テイクアウトが主流になった時期には「Uber Eatsが無いからって僕達でやってみようか!?」とデリバリーサービスを立ち上げたり、「ここで焼き芋屋さんやったらどうかな!?」と突然本格焼き芋屋さんを始め、保育園にまで売りに行ったり。
▲焼き芋販売したらティピー前がカフェ化した様子
ときに馬鹿みたいに、ときに勢いでみんなで話したことを、本当に実現してみる。自然に笑顔が広がっていく。圧倒的、楽しい。
そんな現象を連発してきた場所が、Tipyのラウンジ。
「もしかしたらこれは、リアルのコミュニケーションが不足しがちな今の彼ら彼女たちにとって価値のある経験になるかもしれない...」ティピーの持つ力と彼らの話がつながり、今回の企画にたどり着いたのです。
ティピーのローカルキャンパス開校します!
そして誕生したこの企画。
ティピーは、
小田原とつながり、学び、自分らしく挑戦できるキャンパス
として、何かを始めるきっかけや人との繋がりを求めている20代の若者に、
交流の場と学びの機会を提供します。
▲地元で活動する仲間たち(一部)
合言葉は 「さぁ、やっちゃおう。」
この取り組みの最大の特徴は、座って話を聞くだけでなく、自ら動いて実践できるところ。だから、参加者自身の「やってみたい」を後押しするためのあらゆるコンテンツを用意しました。
半年間のローカルキャンパスライフの中で様々な価値観や仲間と出会い、行動することで、新しい自分を発見することができるはず。
まだどうなるかわからない皆さんの未来は、可能性に溢れています。
だからまずは、さぁ、やっちゃおう!
ティピーと小田原の運営メンバーでバックアップしていきます。
メインの取り組みは4つ。
01 ご近所さん制度
- 特別オンライン講義
02 みんなでチャレンジプロジェクト
03 月一ティピー宿泊券
04 ティピー全体合宿
05 フォローアップ制度
一つずつ紹介していきます!
01
ご近所さん制度
ティピーの近所でお店を営む人や、小田原エリアで活動している地元の方たち総勢10人が、現地サポーター(通称"ご近所さん”)として皆さんを迎えます。
ユニークな活動を行うご近所さん全10人と繋がることができるほか、彼らの仕事や地元での活動を教えていただく講義と交流会も行います。
小田原は農業、漁業、ものづくり、食など幅広い産業や文化があります。
なのでTipyの仲間であるご近所さんたちも、ゲストハウスオーナー、アパレルオーナー、ひもの屋、きこり、猟師から、YouTuberや企画プランナーまで、あらゆる人たちが活躍しています。
いろんな人がいて、すごい人が多い!あなたの刺激になる人もいるかもしれません。そんなあらゆる小田原/小田原人たちに一挙に触れることができるのがこのプロジェクトの魅力です。
<講義内容>
・ご近所さんの仕事/活動内容について
・ここだから言える成功や失敗エピソードなど
・参加者にメッセージ
・質疑応答
・ディスカッション
・参加者とのフリートーク
(上記は現状の想定です。変更の可能性があります。)
ご近所さんには共通して今日に辿りつくまでを話していただきます。「どんな学生生活を送っていたのか?」「その時どんな事を考えていたのか?」など、今の自分と照らし合わせて考えていただきたいからです。
講義の際にはもちろん質問はできますし、興味のあることは試しにお手伝いさせてもらえるかもしれません。実際に農作業をしたり、林業の現場を見に行ったり、ゲストハウスに住み込みでの仕事を体験できる可能性もあります。(すでにご近所さんからのお手伝いのご相談来ています!!)
参加していただくご近所さんを少し、紹介します。
・イシタカ|NEO林業家
1992年神奈川県山北町生まれ。29歳のきこり&山主。地元で取得したボサボサの山を自力で整備しながら自立した小さな林業を実践・発信しています。林業、気安くオススメはしませんが格好いいところ見せたいとは思います!晶文社note「山を買う」連載中。
Twitterフォロワーは6000人越え
・早瀬広海|早瀬のひもの 五代目
1993年小田原生。老舗干物屋の次男坊。武蔵野美術大学を卒業後、埼玉県魚市場に就職し相対ぜり人として3年ほど従事する。バックパッカーに憧れワーホリビザでオーストラリアへ行く。東南アジア諸国も回遊した後帰国。家業の干物屋を継ぐため修行中。「旅する干物屋」として全国で実食販売を行ったり小・中学生向けに「競り場体験ツアー」を行ったりしている。現在は新店舗の立ち上げに奮闘中。
・梅宮勇人|ゲストハウスplumhostel RYOKAN PLUMオーナー
横浜市出身。ニューヨークの大学を卒業後、帰国して株式会社ユニクロに就職。約10年間、店長として各地の店舗経営のキャリアを積む。金沢のゲストハウス「Good Neighbors Hostel」で修行しながら、2016年9月、小田原に初のゲストハウス「Plum hostel」を開業。コロナ禍の中2020年2月、2軒目のゲストハウス「Ryokan Plum」もオープン。主催しているサイクリングツアーや酒蔵ツアーには世界中から多くのゲストがそれを目的に小田原に訪れています。また、オダワラブレイクのメンバー。
・佐野陽平|アパレルセレクトショップオーナー兼Youtuber
1985年生まれ。小田原出身。ジャニーズ事務所所属の経験を持つ。
Youtubeにて、ショップで取り扱う国産デニムの「経年変化する物」に関しする動画や、ネットで悩みの「サイズ感」に関する動画などを投稿しています。
・根岸亜美|コミュニケーションディレクター/企画屋
大井町出身(小田原の隣町)の1994年生まれ。都内広告会社で企画職として働きながら、個人ではコンテンツの切りとりかたや伝えかたを設計するコミュニケーションディレクターを務める。また、地元盛り上げチーム”オダワラブレイク”のメンバーとしてコンテンツ企画したり、若者向けツアーを開催したりなど小田原のファンを増やすために活動中。アドレスホッパー。
他にも
昨年小田原テイクアウト大作戦を立ち上げ、その後もあらゆる新しいイベントを仕掛る 彩酒亭 洞オーナー二見洋一さん、
小田原イチディープな宮小路エリアで地元と旅人を繋いでいるgood trip hostel&barの中村力也さん、
ご当地エナジードリンク開発や農業経営をしているUMEMARU inc.守屋佑一さん、
Tipy records innの元住み込みスタッフで将来は小田原にビール屋さんを作りたいと考えている新卒世代の平井かつし君、
コロナ禍で小田原の学生団体「ノンブランド小田原」を立ち上げ地域の様々な課題解決に取り組まれていた小林瑞穂さんと石黒詩織さん。
以上、豪華なご近所さんたちが待っています。
02
みんなでチャレンジプロジェクト
参加メンバーのみんなでさまざまなプロジェクトに挑戦します!
【地域と私たちが豊かになれるには(仮)プレゼン大会】
半年間小田原に触れることで感じた「もっとこんなことがあったら良いな」や「こうしたらもっと魅力が伝わるかも!」といった内容を新事業やイベント開催などのアイデアに落とし込んでいただき、プロジェクトの最終月である12月にプレゼン大会で発表していただきます!
都内に住みながら小田原と関わるイベントでもいいし、実際に移住してこんな事業を始めてみたい!でもOKです。
プレゼンは2チームに分かれて行っていただきます。
発表したアイデアが実際に採用され、ティピーやそのほか地域のみんなで実現される可能性もあります。
以下、
さらに「やれたらいいな」とこちらで想定しているプロジェクト案です。
【Tipyの宿泊プランを考えよう】
Tipy records innの秋の宿泊プランを考えていただきます。複数のチームに別れ、それぞれ情報を集めたりグループワークを通してプランをプレゼン!
小田原地域の魅力を引き出す、Tipy records innのコンセプトを生かすなど、いろいろな視点からぜひ企画してみてください。良いアイデアは実際にプランに採用されるかも。
【シェアハウスリノベーションプロジェクト】
小田原の空き家をリノベーションするプロジェクト。自分たちの手で実際にリノベーションしシェアハウスにしていく取り組みができたら良いなと思っています。
※協力してくれる大家さんや企業さんを募集しています。
▲Tipyの施設内も少しづつ改修しているのでリノベ作業は発生します。
他にも参加者みなさんで見つけた課題にチャレンジしていくなど、
「何をやるか」から自由に決めていきたいと思っています。
そのほか、現時点で体験できるかもしないことをまとめました。
体験できるかもしれないこと
・夏休み期間ゲストハウスの住み込みスタッフ(Plum hoste梅宮さんl)
・魚市場セリ見学(早瀬のひもの早瀬さん)
・ひもの作り(早瀬のひもの早瀬さん)
・田植え(goodtrip hostel&bar中村さんと)
・みかん収穫(UMEMARU inc. 守屋さんと)
・Youtube 撮影現場見学(守屋さん、佐野さん)
・観光客への街歩き案内(Tipy records inn)
・きこり体験(イシタカさん)
・リノベーションDIY(Tipy recors inn)
etc
03
月1回ティピー宿泊券
月に一度は小田原に来て通うことによって見えてくる小田原の日常を体験して欲しい!という思いから、Tipy records inn月一宿泊券を用意しました。
※月一宿泊は参加条件です。また全6回の宿泊費は参加費用に含まれています!
04
ティピー全体合宿
初月の7月23~25日には全員参加2泊3日の合宿も行います。最初に小田原はどんな町なのか?Tipyってどんな場所なのか?を体感してもらい、同じ参加者たちと交流とじっくり仲を深めることができます。12月のプレゼン大会に向けてのチーム決めも行います。
05
フォローアップ制度
この半年間の中でできるサポートを行っていきます。
参加者の皆さんとコミュニケーションを取る中で、もし良いきっかけが作れそう!そんな予感がしたときには、”ご近所さん”に限らず足柄地域の2市8町の実践家を繋ぐプラットフォーム「風の谷あしがら」協力の元、紹介することもできます。
すでに興味のある分野や実際に取り組んでいることがあればより加速することができるかもしれません。ティピーのスタッフともコミュニケーションをとっていきましょう!
参考「風の谷あしがら」https://kazenotani-ashigara.net/
以上、半年間の間で盛り沢山の体験ができるように準備しました。
地域側とのフラットな関係の中で挑戦してほしい。
一般的な企業のインターンシップやオンラインスクールなどと異なる点は、”ご近所さん”やティピースタッフである僕たちとフラットな関係性であることです。ローカルキャンパスの参加者は、小田原の地域の一員(になったくらいの気持ちで参加してほしい)です。地域にいる方々とぜひ積極的にお話してみてください。
この取り組みは皆さんがキャンパスの参加者ではありますが、
ご近所さんを含めた僕たちも、参加者の皆さんから学ぶことがあると思っています。立場や属性が違うからこそ学び合える、そんな関係が築けたら嬉しいです。
そうしたフラットなコミュニケーションを基盤として、ご近所さんたちからの協力を得ながら挑戦ができること。これはこのプロジェクトだからこその魅力です。
参加条件
・U25の社会人、学生問わずに参加可能な方
・初回合宿7/23~25日程、参加可能な方
・月に一度以上Tipy records innへ宿泊できる人
・積極的に活動に参加し楽しめる方
こんな人が参加に向いているかも。
人が好き。
やりたいことを探している。
何かに挑戦してみたい。
好奇心旺盛でなんでも楽しめる。
ゲストハウスが好き。
まちづくりに興味がある。
将来ローカルでの起業を目指している。
小田原に魅力を感じている。(感じそう)
スケジュール
6月 募集開始
〜参加者決定連絡〜
7月15日 ローカルキャンパス開講!23日~25日に二泊三日の合宿。
【日程変更】8月29日(日)14:00~16:00 二見さん&小林さん&石黒さん講義
9月24日(金)19:00~21:00 早瀬くん&中村さん講義
10月22日(金)19:00~21:00 守屋くん&佐野さん講義 中間ミーティング予定
11月19日(金)19:00~21:00 石田くん&梅宮さん講義
12月18日(土)プレゼンイベント!フィナーレ。
どうやって参加する?
①Slack
参加者同士やご近所さんとのコミュニケーションプラットフォームとしてSlackを使います。ご近所さんの講義動画のアーカイブの共有や宿題等の連絡もここで行います。(アカウントを持っていない方はご登録ください。)
②Facebook
地域の人との交流はFacebookがあると便利です。こちらでもグループを組み活用していきます。(同様アカウントを持っていない方はご登録ください。)
参加費用
45000円
・上記で紹介した取り組みすべてを含む
※合宿も合わせ合計7泊で通常宿泊料金は7泊49000円なので少しお得です。
定員
10名
申し込み方法
以下のフォームへ登録お願いいたします。
参加申し込み受付後、Zoomにて簡単な面談を行います。その後正式に参加可能となります。
申し込み締切
6月30日(月)
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。
ご質問がある方はinfo@tipyrecordsinn.comまでご連絡ください!
応募はこちらから
↓
https://forms.gle/LKes9gbyuQ4sVgtk6
最後に。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これを読んでくれている方はきっと
「ちょっと興味あるかも」
「楽しそうかも」
「何か環境を変えたい!」
と興味を持っていただけた方だと思います。
僕自身、昨年の今ごろは本当に大変で、落ち込み悩み下を向いていました。そんな時に寄り添ってくれたのは地元の方々でした。
去年があったからこそ、この地元エリアの魅力に改めて気づいたり、助け合える仲間と出会えました。
さらには新しいチャレンジを応援してくれたり快く受け入れてくれてくださったり小田原は本当にいいところなんです。
そんな優しい風が吹く場所で、次に何かが始まるきっかけを掴むのはあなたかもしれません。
一歩踏み出して小田原であなたと会える日を楽しみにしています。
Tipy records inn 代表 コアゼユウスケ
協賛
Yota Hosojima
後援
協力
記事 コアゼユウスケ
編集構成 根岸 亜美