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「空気を整えるコトバ」で、もう傷つかない。

友人との集まり、会社のミーティング、家族の時間…etc.
その場の空気が悪くなることなど、誰も望んでいません。
しかし「コトバ足らず」が空気を崩すことも…。

今回は「空気を整えるコトバ」の大切さと、今日から役立つ使い方を詳しく解説します。

コトバ足らずは空気を崩す

ある本から「コトバ足らず」が場の空気を悪くする例を引用させていただきます。引用部分は、マンション住民の理事会の意見交換のシーンです。
最初の発言と最後の発言は同一の出席者のもので、間の発言は理事長のものです。

「ちょっとアイデアなんですけれどね 屋上に庭園があればステキですよね 子供たちはもちろんですが、住民の憩いの場になるかと」
うーん休けい所までは 予算的に無理と思います
わかってますけど そういう場も大切って話です」

益田ミリ著「わたしを支えるもの すーちゃんの人生」p.90

「わかってますけど」
あー、、これ集会室で響いたら、、気まず〜い…笑
しかもそもそも和気藹々とした雰囲気にはなりづらいであろう、マンションの理事会で。

これは理事長に、相手の意見を尊重して受け入れる「空気を整えるコトバ」が足りなかったのが原因でした。

さて、このお話では続けて「どうしてこうなったのか」を、同じ理事会に出席していた登場人物のさわ子さんが深掘ってくれます。

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