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目標を具体的にして達成するシンプルな方法
「目標は具体的にしましょう」
よく言われるコトバですね。
社会人なら、入社してから当たり前のように「目標はなるべく数値で測れるように設定しなさい」「なるべく具体的なコトバにしなさい」などと言われたことはないでしょうか。
学生なら、目標を決めなさいと言われたら、「次のテストは80点を目指す」「早稲田大学に合格する」のように設定するのではないでしょうか。
関連して、1代のわずか十年で流通総額1兆円の企業を育てた楽天の三木谷浩史氏も、名著「成功の法則92ヶ条」の中で、第2条という早い段階で、目標を持つことの重要性を語っていらっしゃいます。
人も企業も、大きく成長するには、ブレイクスルーを経験しなければならない。
ブレイクスルーとは、限界を超えること。壊せないはずの壁を壊し、自己の限界を突破して、はじめて次なるステージが見えてくるのだ。
問題は、その壁がよく見えていないということだ。自分の限界がどこにあるかなどということは、スポーツ選手は別として、普通の人はまず考えないものだ。
その壁をはっきりと見せてくれるのが目標だ。
ジョン・F・ケネディが、60年代末までに月面に人を送り込むという声明を発表したのは1961年5月25日のことだった。その演説の背景には、アメリカ人のスプートニク・ショックがあった。
(中略)
アメリカ中に蔓延していたそのショックを払拭するために、ケネディは月に人類を送り込む計画を発表したというわけだ。アメリカ国民の心を奮い立たせるのに、それ以上に効果的な演説はなかった。「いつか」ではなく「60年代が終わるまでに」、つまり9年以内にその計画を達成すると期限を切ったのが、何より秀逸だった。
(中略)
大きな目標を立てよう。それも、必ず実現させるという信念で、期限を決めて、はっきりと具体的な目標を立てるのだ。その目標こそが、人や企業を飛躍的に成長させる。
このように、達成したいことを軸に目標を立てるのはとても大事なことです。
ですが、例えば「早稲田大学に合格する」や「売上10%アップを目指す」という目標設定をしたとして…
正直どうしたらいいか、よくわからなくないですか?笑
上記の原因の多くは、たったひとつ。
「目標を具体的にする」というコトバ自体が、なんとも抽象的で響きのかっこいいコトバなので、『固有名詞や数字を入れれば、達成できる目標になる』という勘違いを生んでしまっていることなんです。
この記事では、「目標を具体的にして達成するシンプルな方法」を、実例を交えて "具体的に" 解説していきます。
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