不労所得? 配当に魅力がある米国株2銘柄
サマリー
配当は、堅実な受動的な所得の流れを作るのに役立ちます。投資家は、配当金支払い実績と評判を持つ配当重視の銘柄を頼りに投資戦略を考えることができます。
配当は受動的に受け取れる収入の源泉です。一方で、長年にわたり配当を支払っている企業もいます。これは投資家がこれらの企業から安定した収入を望むことができることを示しています。信頼できる配当株といえば、ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)やコルゲート・パルモリーブ( NYSE:CL )の株式などが検討されるかもしれません。これらの企業は50年以上連続増配中の配当王で、魅力的なパッシブ・インカム銘柄と言えます。
もっと詳しく掘り下げてみましょう。
JNJは買いか売りか?
上記のように、JNJは受動的な収入源を求める投資家にとって堅実な銘柄と言えるでしょうか。昨年、JNJは四半期配当を1.06ドルから1.13ドルに引き上げ、年間配当は4.52ドルとなりました。また、これは60回連続の増配ということで評判を裏切らない結果となっています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンはヘルスケア企業で、収益成長を支える多様なブランド・ポートフォリオから利益を得ています。JNJの経営陣は、マクロでの経済悪化の懸念にもかかわらず、短期的には成長を実現することに自信を見せています。一方、長期的には増配を通じて株主還元を強化する構えでいます。
JNJ株は約2.65%の配当利回りを提供しています。一方、TipRanksでは、3つの買い推奨と5つの押さえ推奨に基づき、中程度の買いコンセンサス評価となっている。アナリストによる JNJ 株式の目標株価185ドルは、9.97%のアップサイドの可能性を示唆している。
Colgateの配当金はどのくらいの頻度で支払われますか?
コルゲート・パルモリーブ社は家庭用品とパーソナルケア製品を製造し、四半期ごとに配当を支払っています。市場をリードするブランドと多彩な価格帯の製品を提供する同社は、マクロ環境の逆風に対処し、配当の増額を通じて株主利益を向上させることができます。
コルゲート・パルモリーブは、過去4年間、目標範囲(3-5%)を上回る有望な売上成長率を実現しています。また、60年以上にわたり連続的に配当を増額する一貫した記録を持っています。
CL株は四半期に$0.47の配当を支払い、約2.6%の利回りを生み出しています。TipRanksによれば、3つの買い推奨と8つの押さえ推奨があり、中程度の買いコンセンサス評価を得ています。アナリストの目標株価 81.04 ドルは、株価が13.2%上昇する可能性を示しています。
まとめ
ご紹介をした企業は高い配当で株主利益を向上させてきた歴実があります。また、弾力的なビジネスモデルや収益を守り成長する能力は、これらの企業が数年間にわたり株主に堅実なキャッシュを還元する可能性があることを示しています。
一方、投資家はTipRanksの配当カレンダーを活用して、まもなく配当落ちとなる銘柄をチェックすることができます。
記事元ソース:https://www.tipranks.com/news/article/are-you-seeking-passive-income-try-these-2-dividend-kings