Photo by kota_smc 階段 2 貧定爺ケン 2022年4月15日 13:29 夜中、ビルの8階から非常階段を下っていました。自分の足音がする中、一段づつ降りていきました。目線をつま先に落として踏み出したその瞬間、私の張り出したお腹から自分の靴の先が見えた時、強烈な感覚に襲われました。立ち止まり、上の方の踊り場を見て「彼処に居たことはない」と、そして下方の出口ドアを見て「彼処に着くこともない」と、強烈なる何かの影を反芻していました。何故か口元が緩み幸福でした。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #即今 2