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27週3日〜MFICU
ここの大学病院では長期入院の妊婦を対象に交換で2週間MFICU(母体胎児集中治療室)に入ることができた。
そして入院してすぐ私の順番が回ってきたのだった。
MFICUを出てからは今の部屋に戻ってくるかはわからないし
同じ部屋に戻れても、せっかくお話しできる様になった2人がどうなっているかわからないし…とは思ったものの個室だし1人が好きな私からしたら嬉しい話だった。
入院4日目の昼に同部屋の2人に挨拶をして、MFICUに移動した。
テレビは見放題だし、お風呂も自由な時間に入れる(大部屋の場合は予約制1人2〜30分まで)、消灯時間後も好きに過ごしていられるし、電話も部屋でできる(大部屋の場合は電話OKのところでのみ)。
入院生活にしては悠々自適に過ごせた。
まだ入院日数も浅いし、いつか見ようと思ってたドラマや映画見たり
何より短い時間でも毎日旦那が面会に来てくれたので、面会の時間が楽しみだった。
1度NST中に担当の助産師さんが走ってきて、横向いてと言われ酸素マスクをつけた。
この時はなんだか良くわからなかったけどすぐにもう大丈夫だよ〜と言って元通りになりNSTを終えたので深く考えてはなかった。
主治医の先生も頻繁いエコーしてくれて、いつも顔を長い時間見せてくれていた。
もちろん不安もあるけど周りの人も結構重篤だし…
まだまだ大丈夫だと思い込んでいたので(なんて能天気)のんびり過ごせるのでそこまで辛くはなかった。点滴も終わってるし。笑
お腹の張り少なくなったわけではないけど、点滴前よりはまし。
少し小さめさんだけど赤ちゃんも元気に大きくなってくれていた。
入院から1週間経とうとしていた27週5日。
主治医の先生から28週を迎えたら元々出産予定であった総合病院に転院しないかと言われた。NICUもあるしと。
この時、旦那とはこのままここで出産までいられたらいいねと話していたので
はいとは言わずに旦那に相談しますと言った。
だが、次の日の朝
転院が決まりました。元々ここでは分娩予定じゃなかったし、産婦人科、NICUともに病床の確保をしたいから。と
なんか悲しかった。
もちろん先生の言っていることもわかる、けど、なんかねぇ。笑
こうしてせっかく手に入れた個室ともさよならすることになった。