アマチュアフォトグラファーはどうあるべきなのか、個人的考察

アマチュアフォトグラファーはどうあるべきなのか、個人的考察です。

まず、第一前提で言ってしまうと、アマチュアフォトグラファーは絶対にプロカメラマンには敵いません。これが第一前提になります。はっきり言って、才能があるプロの人達は仕事で遥かにカメラを撮っている時間が長いわけなのです。それに勝てるアマチュアというのはそうそういないか、いずれプロになります。仕事も毎日定時で休日はすべてカメラに費やすなら別かもしれませんが、果たしてそれがいい人生かというと個人的には良いとは思いません。じゃあ、我々アマチュアカメラマンは写真を撮る意味は無いかというとそうではありません。人によって様々ですが、理由があるはずです。私は、以前言った通り、仕事のスランプの時に写真を初めて生きがいになりましたし、今では人や亡くなった父との絆だと思っています。

じゃあ、アマチュアフォトグラファーはどうあるべきなのかというと、普通にやっていれば全く成長性などないわけです。でも、プロのフォトグラファーには出来ないことがあるはずです。それは、今私たちが普段している仕事です。いやいや、「カメラメーカーやデザイン会社に勤めていないし、芸術なんて全く関係ない」という人が殆どかもしれないですが、果たしてそうでしょうか?

私自身、写真やカメラから全く遠い世界で働いています。外資系の経理というほど遠い世界で働いていますが、写真と仕事は相互的に大きな影響を受けています。まずは、英語力。仕事で英語を使いますが、この英語力は写真にも大きな影響を受けています。海外のフォトグラファーとの交流や海外の有目なyoutuberの動画を理解することによって写真の技術はあがりましたし、私の英語を頑張ろうと思うモチベーションにもなりました。また、経理という業務はかなり地味で、事細かな細部まで説明や論理的な説明をすることを求められています。その部分は、写真のレタッチや考え方にも多大な影響を受けていますし、仕事をしている時にも私は「細かいところをこだわらないと仕事にも写真にも差が出るな。すべてにおいて良くないな」と思っています。一見すると、遠いようですべては繋がってっているのです。鬼滅ではないですけど、道を極めたものが辿り着く場所は、いつも同じなのかもしれません。別に経理でなくても、営業の方ならその話術や判断力は大きな武器になるでしょうし、技術屋の方は、光学の理論やレタッチの技術の理解が速いと思います。それぞれ、自分自身が歩んだ道や研鑽を重ねた力を元に生きていくのだと思います。それは写真に限らず、趣味や仕事、目指すべき目標、等に総合的に影響し成長するものだと私は思っています。


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