大竹 英洋さん「そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ」
「寄り道は、幸運をつかむためには、とても大切なことなんだ・・・」
写真家ジム・ブランデンバーグ
大竹さんの夢に現れたオオカミが1冊の写真集へ導き、北米の湖水地方「ノースウッズ」へ。
野生動物や人間と自然の関わりを撮影する仕事についての文章を読んでいると星野道夫さんや野田知佑さんを想起させます。
1999年。大学を卒業したばかりの著者がカヤックを漕ぎながらライフワークだと思われる方向へ進んでいく過程を見事に表現し、第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した作品です。
「そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ」大竹 英洋/文春文庫/2022.5.1刷
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?