ベビーボンネット編み方フォロー
さっそくベビーボンネットの編み図をダウンロードしてくださりありがとうございます!
編み図の作り方に書ききれないポイントをこちらで解説しようと思います。
1.まずは糸の選び方。
ベビー用としてオーガニックコットンの4〜6号くらいの太さの糸を使用しています。冬用にウールの糸などで編んでいただいてもOKです。その場合、太さが同じくらいならば出来上がりのサイズは同じですが、ウールの糸はコットンに比べて太めのものが多いです。太めの糸で編むと出来上がりのサイズが大きめに出来上がります。
もともとの見本サイズは新生児から3ヶ月くらいのベビー用ですが
そこで大事になってくるのがゲージです。
コットン糸を6号棒針でメリヤス編みの編み地を編んでみます。10cm四方の中に編み目がどれだけ入っているか数えます。編み図には目安として21目28段と書いてあります。糸の太さ、編み手のキツさゆるさによって変わってきます。なるべくゲージを合わせるように編んでみてください。たとえば出来上がりのサイズを大きくしたければ太めの糸と針に替えるという手もあります。
試しにウールの9号の太さの糸と針で編んでみました。するとゲージは10cm四方17目23段になり、出来上がりは50cmの頭位(1歳半〜2歳くらい)に出来上がりました。
サイズの調整は経験と計算が必要なので、もしよかったら色々試してみてください!
2.さて、作り目の話をします。
作り目は色々なやり方があります。
どんなやり方でも正解なんですが、もし綺麗に仕上げたかったら一目ゴム編みの作り目をおすすめします。その場合、編み終わりも一目ゴム編み止めをするとより丁寧な仕上がりにできると思います。
3.本体部分
本体部分はねじり増やし目と減らし目をしながら編み進めます。ポイントは1番端で増減をするのではなく2番目ですることです。そうすると後ですくいとじするときにキレイにとじやすいです。
ここまで編めたら一度アイロンするとピシッと目が揃いきれいに見えるのと、次の手順の時に編み目が見やすいです。アイロンは直接編み地にあてずに浮かせてスチームをじゅーっと入れます。湿気が飛ぶまでピンを打ったままにしておきます。
4.顔まわりゴム編み
次に顔まわり部分のゴム編みにうつります。ここは編み物に慣れていない人だと、どの穴から目を拾うかが分からないと思います。写真の位置から拾うようにしてください。
うまく拾えると下の写真のように裏側にきれいに一目分の線が見えます。
5.すくいとじ
顔まわりのゴム編みが編めたら次は本体部分を半分に折りすくいとじします。
この時も慣れていないとすくう部分がむずかしいと思います。こちらはInstagramのほうで動画を載せますね。
すくいとじが終わった後の裏側から見た様子です。
裏側もきれいです。
6.あごひも
最後はあごひも部分のアイコード編み。
アイコード編み、というのもinstagramのほうに編み方の動画をのせますね。
あごひもは長い紐だとお口に入れちゃうとか嫌がるとかいうこともあるので、ボタンの仕様にしてもいいですね。よかったらアレンジしてみてください。
長々と書いてしまってわかりづらかったかもしれません。
またポイントがありましたら追加でnoteを書こうと思います。ぜひトライしてみてくださいね!