こんな私だって褒めてほしい、、、?#004「願いはいさぎよく伝えよう」 〜タイニーのご自愛タイムズ〜
タイニーのご自愛タイムズはご自愛について語り合う場です。ともこ&あこや、様々なゲストと共にそれぞれの日常を紐解き、「ご自愛」について探求していきます。
今回のテーマは「願いはいさぎよく伝えよう」
普段よりたくさんのおかずを週末に作り、にぎやかな食卓にうれしくなった店長あこさん。子どもたちも「おいしい〜」と言ってくれるときに、旦那さんの反応がきっかけで、モヤモヤしてしまったそうです…
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期待した反応が得られず、モヤモヤ
あこ:この前の日曜日、1歳の息子をおんぶして、料理していた時のことなんだけどさ。わたしがコンロに火を点けただけで、息子が「じょうず〜」とか言ってくれたんだよね。「塩これぐらいかなぁ」って言うわたしに「いいね~」とか、すごい言ってくれるわけ。
うちはいつも、主菜副菜にご飯と味噌汁といった構成なんだけど、、息子に褒められて気分が乗ったから、ポテトサラダも2種類作ってみたりしたのよ。いつもよりテーブルもお皿で埋め尽くされてさ。私としても「夫さん、どう?」ってちょっと思っちゃうわけ。
ともこ:「わたし今日頑張ったよ!」ってこと?
あこ:そう!ごはん食べる時に子供たちが「おいしい!」って言ってくれてすごく嬉しくてさ。「ありがとう~!」なんて思ってたの。一方、うちの夫ときたらさ、何も言わずに黙々と食べるわけですよ。
ともこ:あこさんの旦那さんは、もともと口数少ない人だよね。
あこ:そうなのよ。何も言わずに時間だけが過ぎていったら、高かったテンションは徐々に落ちてきて、モヤモヤしてきたんだよね。それで、ごはん食べ終わる頃に、ポロリと「はぁ、誰かの作ったごはんが食べたいなぁ…」とか言っちゃったわけよ。まぁ、いい空気ではなくなるよね。
ともこ:想像できるね(笑)あこさんは、旦那さんに対して「そろそろご飯作ってほしいな」ってリクエストしたってこと?
あこ:そうではないんだよね。夫は「じゃあいいよ、作るよ。」なんて言ってくれたんだけど、あとで「いや、別に作ってほしいわけじゃないなぁ」って思ったの。それよりも、ひさしぶりの華やいだ食卓で、一緒にテンション上がって欲しかったんだと思う。
本当にほしかったものは?
あこ:1歳児と夫を比較しちゃっているんだよね。子供は言ってくれるのに、夫は言ってくれない、みたいにね。でも、私がその時思ったのは、比較するのではなく自分のこともちゃんと見なきゃと思ったの。夫は家事もかなり手伝ってくれるんだけど、それに対して私は「わぁ、嬉しい、ありがとう!」という気持ちを伝えているかというと、伝えていないんだよんね。
「おいしいよ」とか言ってほしいなら、自分から「ありがとう」とか「助かったよ」みたいに、やってくれたことにちゃんと意思表示をしていく必要があるなって。
ともこ:わかりにくい攻撃だよね(笑)
「〇〇してよ!」ってストレートな攻撃じゃなくて、なんとも言えない鈍いパンチをしちゃったわけね。さらに自己嫌悪もしてっていう、誰もハッピーじゃないやつだね(笑)
あこ:でもさ、わたしが「おいしいよ」みたいなリアクションを求めてるなんて、夫は知ってますか?っていう感じなのよね。
ほしいものを、ほしいと言う
ともこ:今日あこさんに届けたいと思ったのは「自分が欲しいものはちゃんと自分の手で取りに行こう」っていうことかな〜
褒めてほしいとか、「ありがとう」と言ってほしい気持ちが湧くと、案外無視できないのよね。表情とか、声のトーンで、勝手ににじみ出てきちゃうからね。にじみ出ちゃうくらいなら、潔くリクエストしてみるのはどうかな?
あこ:「ほめてほしい」って言うってことかしら?
ともこ:欲しいリアクションを自分で取りに行く感じかな。「わたし、すごくない?」って言われたら、おそらく旦那さんも「頑張ったね」て言ってくれるじゃない?そしたら誰も嫌な気持ちにならずに、自分も満たせると思うの。
うちの夫もね、わたしが気合い入れたごはんを作ろうが、何もにも言わないのよ(笑) でも、私がどんなに願っても、夫の中に「オーバーリアクションする」というカードはないのよね。待っててもダメだと思って、欲しい反応を取りに行くことにしたの。
あこ:いいね。それならできそう!自分でちゃんと作りにいくってことね。
ともこ:そう!一回機嫌わるくなっちゃうと、沼だからね(笑)そうなる前に、欲しいものは自分の手で取り行くのがいいかも。
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「ほしい」ものを「ほしい」と言うのって、恥ずかしかったり、思ったような反応じゃなかったらどうしよう…って考えてしまって、勇気がいりませんか?でも、その壁を越えてみると、あたらしい景色が見えてくるのかもしれませんね。
▼こちらの内容は、タイニーのご自愛ラジオに収録されています。通勤時間や、料理をしながらなど、スキマ時間にぜひ聴いてみてくださいね。