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「うらやましい」も使いよう? #019「うらやましさとご自愛」〜タイニーのご自愛タイムズ〜
タイニーのご自愛タイムズはご自愛について語り合う場です。ともこ&あこや、様々なゲストと共にそれぞれの日常を紐解き、「ご自愛」について探求していきます。
今回のテーマは、「うらやましさとご自愛」
「うらやましい」という気持ちは身近なものだと思います。でも、うらやましいと一口に言っても、グラデーションや種類がありそうです…
ぜひご自身の「うらやましい」と照らし合わせてご覧ください!
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その「うらやましさ」は自分を成長させるか?消耗させるか?
あこ:最近感じているんだけど、「うらやましい」と思う気持ちと「ご自愛」は何か関係があるんじゃないかな?
ともこ:「うらやましい」という言葉って紙一重な感じがするよね。「あこがれ」みたいにいいものを生み出しそうな感じもするし、「憎しみ」や「妬み」を生むこともあるのかなって…。「うらやましさ」をうまく使いこなすことがご自愛にも影響するのかもと思ったり。
私は「うらやましい」と思うことはあるんだけど、その要素を自分に取り込もうとするんだよね。
例えばうちの夫はあまり感情的にブレることがないタイプなんだよね。揺さぶられることなく常に冷静な判断ができるタイプなんだけど、その要素を取り込みたくて夫に相談するんだよね。どんどんその感覚を自分の中に取り込んで、必要なときに夫を自分に憑依させて「夫ならこう判断する」ということをしてるかな。
だから、うらやましさから怒りや妬みに結びつくイメージがあんまり自分の中になくて。
あこ:うらやましい対象が手に入れられそうだと、あこがれや「取り入れよう」となるのかな?私の場合、2人目の子供を授かるまでに時間がかかって、いろんな気持ちが湧くこともあってさ。そういう時に2人子どもを連れた人を見ると「うらやましいと思いたい」と思う自分がいたんだよね。
「うらやましい」を使いこなすことが「ご自愛」につながる?
ともこ:「うらやましいと思いたい」ってどういうこと?
あこ:本当はうらやましいんだけど、うらやましいとは違う、妬みというか…
例えばさ、ニュージーランドに移住した人を見ると「うらやましいな〜」って思えるんだよね。
ともこ:爽やかにうらやましがりたいということかな?「いいね〜、最高だね!うらやましいわ〜!」って思いたいんだけど、そうなれずに「どんより」みたいな。
あこ:そう。まさにご自愛との関係だな〜と思った。
ともこ:海外移住している友達に対して爽やかに「うらやましいな」「私も数年後ありえるかな?」と思うけど、そこから何も誘発されないというか。
爽やかにうらやましいと思えるか、そうじゃないかの分岐点に何かありそうだよね。
あこさんは、爽やかなうらやましさはある?
あこ:あると思う。でもそこに自分との比較が介在する気がするな〜
ともこ:なんでなんだろうね?
あこ:何か満たされていない感覚があるのかな。「いいな〜2人目授かってて。私はまだ授かれませんけど」や「海外移住ですか、いいですね、私はできませんよ」とか。
私にはできるはずがないと思っているのかな。
ともこ:そういう思考になることって、全然珍しいことではないんだと思う。
「大変そうだな」とは思うけれど、私はたぶんその思考パターンから遠くて、わからないから探りたくなっちゃうんだよね。
私とあこさんが健全な関係性だからいいけど、もし私たちの中にわだかまりがあったら、それが妬みや嫉みに行く可能性もあって、そうやって人と人との争いって生まれるんじゃないのかなって。
だからご自愛力を高めておくことが世界平和に続くと思いますね、本当に。
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取り入れたいと思っているのか、自分には無理だと思っているのか…
「うらやましい」の気持ちを使って深掘りしたら楽しそうです。
▼こちらの内容は、タイニーのご自愛ラジオに収録されています。通勤時間や、料理をしながらなど、スキマ時間にぜひ聴いてみてくださいね。