ベトジェット利用時の注意点とTips

はじめに

仕事のストレスから解放される貴重な休日。
日常生活から離れリフレッシュするのに、海外旅行は最高の選択肢ですが、楽しい旅を実現するためには、事前の準備が欠かせません。
特に人気のある格安航空会社の一つであるベトジェットを利用する際には、LCCならではの注意しておきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、ベトナム在住経験がある筆者が、今までの経験をもとに
ベトジェット利用時の注意点とTipsを解説します。
あなたのベトナム旅行が少しでも快適になるためのヒントを提供できれば幸いです。

この記事を読むと得られる知識:

  • 座席の選び方とおすすめの座席タイプ

  • ベトジェットを利用する際の手荷物制限について

  • 機内サービスの理解と持参すべきアイテム


1. 座席のおすすめ

ベトジェットの座席は、一般的に前後の間隔が狭いのが特徴です。
そのため、長時間のフライトでは窮屈に感じる方が多い印象です。
しかし、以下のポイントをおさえて快適な座席を選ぶことで、よりリラックスしてフライトを楽しむことができます。

1-1. エクストラレッグシート

エクストラレッグシートは非常口付近の座席で、足元が広い座席です。
価格は2024年10月現在11USDです。
長時間のフライトでは、足を伸ばすことができるスペースがあるのとないのとでは、快適性に大きな違いを生みます。
足を伸ばせることで体への負担が軽減されたり、トイレにも立ちやすいため定期的に立ち上がりやすいので、足のむくみやエコノミッククラス症候群防止にも効果的です。
差額もそこまで大きくないので、個人的には課金する価値が十分にあると思っています。

一方で、注意していただきたいのが、このシートは非常口座席のため、緊急時に他の乗客を援助できる成人乗客(15~65歳)のみが対象であることです。

実際に私がこの席に座った際に、離陸前にCAさんから非常時の対応について英語で説明がありました。
よって、英語での会話が可能であり、健康に問題がなく、緊急時に他の乗客を援助できることが前提であることはご認識ください。
また、脱出の妨げにならないように、荷物を前の座席下におくことも禁止されているため、手元の荷物の収納場所は前の座席裏のポケットのみで、その他は頭上の物入れに収納する必要がある点にも注意が必要です。

Emergency exit seats are only available for adult passengers (ages 15 to 65) and are capable of assisting other passengers in an emergency. 
Passengers with visual impairments, passengers with disabilities, children passengers (under 15 years old) or elderly passengers (over 65 years old), 
passengers traveling with young children and pregnant women are not allowed this seat. 
For safety reasons, Vietjet notes that seats at the reserved exits may be changed if passengers do not meet the above requirements.

VIETJET公式HP

1-2. ホットシート

ホットシートは、比較的空いていることが多いです。価格は2024年10月現在11USDです。
特に深夜便で利用する場合には、前後左右からの干渉を受ける可能性が減り、ゆっくり眠ることができる可能性が上がります。
私の経験では、ベトジェットの座席が薄いのか、後ろの席の方が動くたびに膝がぶつかる感覚が背中に伝わってきてしまい、全く寝れなくなってしまったことがあります。
その時は試しにフロントシート(6.7USD)に乗っていたのですが、プラス5USDでそのストレスから解放されていたのかと思うととても後悔しました。
また、他のメリットとして、早く降りれたり、比較的エンジン音が静か、トイレに近いなどの、前方席としての一般的なメリットも享受できるので、その点もおすすめできます。

1-3. 早めのチェックイン

座席指定をする場合、上記2種類の座席はどちらも座席数が少ないので、事前予約をして早めに確保することがおすすめです。
一方で、座席指定にお金を使いたくない方にもオススメがあるとすれば、
私は試したことはないのですが、席の指定なしの場合、当日の空港カウンターでのチェックインチケット発券をできるだけ早く済ませることで、
窓側の席になる確率が上がるという情報を目にしたことがあります。
深夜便などで、端の席でゆっくり眠りたい方は試す価値があるかもしれません。真偽は不明。

2.手荷物制限が厳しい

基本的には、機内持ち込み手荷物の重さは7kgまでです。受託手荷物については、追加料金を払うことで、20kg〜の重量を選択することができます。

注意点は、事前申請分の重量を少しでも超えると、高額な追加料金が発生する点です。
私も以前、搭乗当日にチェックインカウンターで、荷物が重すぎて追加料金を支払う羽目になっている方々を何度も目にしました。

更に、チェックインカウンターだけでなく、搭乗手続きでも、ランダムに声をかけられ手荷物の再計量を求められることがあります。
特に機内持ち込み手荷物が大きく見える人は呼び止められているような印象を受けました。

3. 機内サービスの概要と準備すべきアイテム

ベトジェットは格安航空会社であるため、機内でのサービスには限りがあります。通常の航空会社のように、無料で食事や飲み物が提供されることはありません。
そのため、機内で快適に過ごすためには、いくつかの準備が必要です。

3-1. 飲み物や軽食の持参

飲み物と軽食を持参することをおすすめします。
これはLCCに限らないことですが、悪天候時など、離発着に時間がかかる場合には、長時間のまず食わずになることがあります。
また、機内での楽しみが限られるLCCにおいて、飲食は大きなエンターテイメントの一つにもなります。
ペットボトル1本と、小腹を満たせるお菓子、気分転換のあめやガムはあるといいと思います。
私のおすすめは、水と干し梅とカロリーメイトです。
一方で、機内サービスとして、飲み物や食べ物の販売もあります。
価格帯は500~1500円くらいですので、そちらを購入するのも楽しいかもしれません。
注意点としては、支払いは日本円、USD、ベトナムドンが可能ですが、日本円で支払った場合、お釣りはベトナムドンで帰ってきます。
ベトナムに向かう便では到着後使えるので良いですが、日本へ帰る便ではご注意ください。

3-2. エンターテインメントの準備

ベトジェットでは、機内に画面がなく、テレビや映画の提供がないため、スマートフォンやタブレットに映画や音楽をダウンロードしておくことをおすすめします。
これがあれば、2~3時間は時間を潰せる印象です。

3-3. リラックスや睡眠の準備

前述の通り、エンターテイメントがないので、寝ることも時間を潰す一つの手です。
機内でのリラックス方法やおすすめグッズはまた別の記事でまとめます。

まとめ

しっかりと準備して、素晴らしいハノイ旅行を楽しんでください。

他にも、ベトジェットをよりお得に予約する方法や、ベトナム出入国、空港から市街地への移動など、ベトナム在住経験を活かした情報を発信していきますので、よろしければスキやフォローのほど、よろしくお願いします!
質問があればお気軽にコメントください〜


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