急な体調不良にも安心!上手な病院の探し方
初めての子育てで、夜中に子どもが発熱して困った経験はないですか?
「病院は診療時間外だけど、どうしたらいいのだろう?」
「救急車を呼んでもいいのかな?」
子育て中の場面に限らず、自分や家族のケガや体調不良で対応に困った経験があるかと思います。
この記事では、急なケガや体調不良に備えるための病院の探し方について解説します。
病院を探す方法
さっそくですが、病院を探す方法はいくつかあります。
医療情報ネット「ナビィ」
市町村や医師会のホームページ
電話相談 (救急安心センター#7119・こども医療電話相談#8000)
その他、病院の検索サイト (病院地図検索 医者どこネット・ドクターマップなど)
1つずつ解説していきます。
医療情報ネット「ナビィ」
スマホでできる病院の探し方として、医療情報ネット「ナビィ」を活用する方法があります。
医療情報ネット「ナビィ」とは、住民が医療機関を適切に選択するために必要な情報(医療機関情報)について、インターネットを通じて提供するサービスです。
住民は、パソコンやスマホなどで医療情報ネット「ナビィ」からアクセスし、地域の医療機関の情報を検索することができます。
インターネットで「ナビィ」と検索すると、以下のことがわかります。
(医療機関の)場所・Googleマップ
アクセス方法
連絡先
診療科
診療時間
駐車場やバリアフリーの有無など
「ナビィ」のサイトページにて、「キーワード検索」や「診療科目」などに絞って簡単に検索ができるので便利です。
日本語以外の外国語にも対応しているので、外国の方も利用することができますよ。
市区町村や医師会のホームページ
居住する地域の医師会のホームページでも医療機関を探すことができます。
例えば、「⚪︎⚪︎市医師会」と検索すると、市の医師会ホームページが表示されます。
医師会のホームページでは、お住まいの市の医療機関が検索できます。
また、休日当番医も案内してありますので、日曜日や祝日に対応している医療機関もわかります。
電話相談
電話相談事業があることをご存知ですか?
電話相談事業とは、急なケガや病気で、すぐに受診した方がいいかや救急車を呼んだ方がいいか迷ったときに、専門家のアドバイスを電話で受けられる事業です。
電話相談事業には以下の2つがあります。
救急安心センター事業 (#7119)
こども医療でんわ相談事業(#8000)
#7119 は、医師や看護師などの相談員が相談者の症状を聞いて、緊急度の判断をしてくれます。
緊急度の度合いによって救急車の要請を支援したり、適切な医療機関の案内や応急手当ての方法をアドバイスしたりします。
(原則、365日24時間体制で対応)
#8000 は、夜間や休日にこどもの症状にどう対処すべきか、すぐに受診すべきかなどの相談に、小児科医師や看護師が電話で対応してくれます。
(実施時間帯は都道府県によって異なります)
夜間や休日に受け入れてくれる医療機関を自分で探すのは大変です。
連絡なしに受診するとかえって待ち時間が長くなってしまうこともあります。
電話相談事業では、夜間や休日に受診できる病院を探し、受診方法を教えてくれるのでとても頼りになるサービスです。
その他、病院の検索サイト
ドクターマップ
病院地図検索 医者どこネット
Googleマップ
病院マップ
病院を検索できる検索サイトはいくつかあります。
ただし、全国の医療機関が登録しているわけではなかったり、情報が少なかったりしますので注意が必要です。
まずはかかりつけ医をもちましょう
かかりつけ医とは、風邪などの体調が悪いと感じたときにまず相談する、自宅近くの診療所や病院の医師のことです。
かかりつけ医をもつと、以下のメリットがあります。
健康に関する相談を気軽にできる
普段の様子を知っていてもらえるので、病気の早期発見・早期治療につながる
必要なときは専門の病院に紹介状をかいてもらえる
「何かあったときは大きな病院を受診したらいい」と思われる人もいるかもしれません。
しかし、大病院は紹介状がないと受診ができなかったり、紹介状なしの受診は自己負担が大きくなったりします。
大病院は急病人や重症患者に対応する役割があります。
救急車の利用も同様で、救急車や大病院が本来の役割を果たすためにも、適切な医療機関の選択をしたいですね。
そのためにも、普段から医療情報ネット「ナビィ」等の検索サービスを利用して、地域に身近な医療機関を見つけておくことをおすすめします。