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長崎の原爆と上空500mについて

今日で、長崎に原爆が投下されて73年。

どうしても、原爆=広島 という印象が子供の頃から強く、長崎の原爆についてはあまり詳しくありませんでした。

日曜にやってる「この世界の片隅に」も広島が舞台ですし、、

しかし、数年前にNHKスペシャルで長崎の原爆についての特集をみたとき、ものすごい衝撃を受けました。

長崎の原爆投下は、用意周到に計画された実験だったのです。

広島の原爆というと、熱線放射能がまず思い浮かんでしまいますが、
長崎の原爆では、爆風に焦点があてられていたそうです。

そこでキーワードとなるのが、マッハステムという衝撃波です。

マッハステムは、爆風からなる衝撃波を何倍にも増加させる現象で、いろいろな条件が一致すると引き起こされます。

そして、その条件が上空500mで爆発させることだったそうです。

マッハステムを引き起こすことが、もっとも破壊力があり被害を出すことができる、という研究結果を実証するために、長崎に原爆を落とした、というようなことだったと思います。

正直、この番組を見ていてアメリカ軍に腹立たしくなり気分の悪くなる内容でした。

科学者や軍から見れば、研究の一貫かもしれませんが、たったそれだけのことでどれだけの人の命が亡くなったか、、、

やはり、長崎にも一度行かなければいけない、と書きながら思いました。


NHKスペシャルの内容はここに詳細が書かれております。

知られざる衝撃波 ~長崎原爆マッハステムの脅威~ |NHKスペシャル




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