対局日記#716
2023/8/2
先手ミレニアムは千日手を狙われてしまうのか……。
そうなると考えないといけない。
とりあえず▲8八飛で我慢する。
ここで▲7七角と引く手はあった。
ちょっと不思議に見えるが、この瞬間なら△7二飛としにくいし、囲うようならばタイミングを見て▲6八飛から普通の攻めにシフトできる。
▲4八金左から▲2六歩としながらチャンスをうかがう。
ここで▲4七銀と引いたが、この先は厳しい展開になってしまった。
いくらなんでも銀冠穴熊を組ませては、堅さが敵わない。
なので、あくまでも▲5六銀を活かした方針が良い。
すなわち▲2五歩と行ってしまってもよい。
▲2五歩△同歩▲同桂△2二角▲8六歩
いい勝負ではあるが、▲8八飛とさせられたのを逆用しているようで気持ちが良い。
端攻めが無くなっては歯が立たないので、その前に動きを模索していくのが良さそうだ。
こういうところで▲5七飛△6四歩▲6九歩があるなー、というのを見えるようにしておきたかったと思う。
最後に一瞬だけ勝負どころを作った。
▲2三銀が良く、△5九歩成▲5二歩△同飛▲6一角で何か起きそうな予感。
厳密には足りていないが、△4九とが詰めろになっていないことに気付くとやや動揺を誘えそうな気がする。
本譜は終始勝負弱かったなと思う。
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