対局日記#215 角交換振り飛車

2022/4/4

△3二金型

△2五桂が気になったが、▲同飛△2四歩▲2八飛△2五歩▲4五歩△2六歩▲4四歩△同銀▲2四歩が上手い切り返しで成立しない。

以下△3五銀ならば▲3六歩で傷口に塩。


本譜は先述の変化を気にして▲6五歩と位を取りに行ったが、これはぼんやりしていた。狙いが見えない。
やるとすれば▲7五歩の方が明快だった。


少し進んで。ここで△2五角と塞がれるとどうしたものかと思案したが、思いつかなかった。本譜は△2三歩。

△2五角ならば▲4七角と切り返すのが良い。△2三歩▲2五飛△同桂▲同角は、微妙なバランスを保っている。

▲6六桂の分、▲6五歩の顔が立っているような気もするが、やはり▲7五歩の方が狙いとしては明快だった。


ここで▲7五角と打ったのは体が勝手に反応したのだが、最善だったようだ。

ここまで進んでみると、ややペースを握ったような気もする。
ただ、ここで△4六銀と来る手があったよう。▲同銀△同飛▲4八飛と返すようだが、これは指せなかった。

たしかに、ここまで読めての▲7五角ならば上等だったが、よくわからずに打ったのが本音なのかもしれない。

誤算あったか、ここでは先手有利。
▲4一歩成としたが、あまり得を活かせず。そもそも△4四角と設置されてしまった時点でコビンが気になる展開になってしまった。
代えて▲3三銀成△6六角▲3二成銀が正解。大きな駒得にはならないが、こちらが全く手つかずなので優勢。


最後の勝負所。ここでは△5三角打とすべきだったようだ。
▲1一飛成△6九銀と進んで、コビンを狙っていい勝負。本譜は△3二の金へと狙いをつけることで攻めが加速していったが、先に角を打っておくと安定している。あとは、歩を残しておくのも重要だった。


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