対局日記#207a
さっそく終盤の反省もやって行こうと思う。本譜で+1500の差がついていた局面から水匠とスタート。
本譜と同じく▲4五桂で縛る形を構築。
ここで△8六歩▲同角△同飛▲同銀△5一金打と進行した。
飛車を切って、△5一金打と投じたためかなり攻め駒は少ない。しかし△3七成香が見えていて嫌な感じである。
▲8一竜△3七成香▲4四歩としたが△3五角が全力の粘り。
▲5七歩△4四角▲3二銀としたが△4五馬で一歩及ばず、逆転負け。
ポイントは▲4五桂を守り切ることだった。
よって戻って、▲8一竜では▲6五竜が正解。
△4七角▲5五竜△3七馬▲4六銀としっかり桂を守る。
△6三桂の追撃には▲3二銀と打ちこんで一気に勝ちである。
とにかく桂を守り、▲3二銀を成立させることが重要だったのだ。
「これを外されると絶対に寄らない」という要駒があるが、まさにそれが▲4五桂だったようだ。
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