対局日記#168 四間飛車
2021/11/29 R2719
勝ち。のびのび指した気がする。
棋譜並べで紹介した順をせっかくのなので、さっそく採用。△5四銀型を目指してくるのはどうなるのか。考えてみれば一般的な反応のような気がする。
ここで▲3八飛という手はあった。△5一角とさせて▲6七金から組み上げる。それはそれで面白い。次はそちらを採用すると思う。
本譜は堂々としすぎて危ない変化に飛び込んだ。
▲2四歩△同角▲6五歩△3六歩▲2四飛△同歩▲1一角成△3七歩成▲2一馬△3六飛。
もしかすると盛大にやらかしたかと思ったが、そうでもなかった。
むしろ▲7五歩で先手良し。桂頭攻めの厳しさをあまり信用できていなかったのが悔やまれる。
次図。ここで有効手が分からず、▲6四歩と取り込んでしまったがぬるかった。
▲9八香打が良い手で、これはあとで指せたのだが、もっと早く打つタイミングがあった。
おまじないみたいな銀打ちだが、△6六歩などで負けていた。△同銀で紛れた、というか勝ちに近づいた。
一つ大きなチャンスを逃したが、▲9八香打として勝ちを掴んだ。これが非常に受けにくい。
この一局はほとんど▲9八香打である。第一感でこれを見つけられなければいけない。
どうでもいい余談をすると、将棋が順調になると別の不安が増してくるという現象が起きている。もともと不安ではあったのだが、将棋は不安レベルが高すぎるので隠れてしまう。
就活しないと…と思うのだが、結局先のことを考えた結果、今できることが将棋を頑張ることくらいしかない。大会が全部終わったら考えたい。今の子がそれじゃ遅いって言われても、人には人のペースがあるでしょってね。
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