対局日記#722
2023.8.5
昔の日記を読み返すと、中終盤より序盤研究が多かった気がする。
こういう感じの振り飛車に色々された場合のまとめかた、難しい。
何があるかを整理すればいいってことなのかな。
本譜はとにかく▲5五角が気になるということで△8六歩▲同歩△4四角とした。
しかしじっと▲6四歩と取り込まれてみると、結局▲4六角もあるのでそこまで望んだ展開ではなかった。
実際は△4四角が強力なので、△8六飛▲8七歩△7六歩から端攻め一本狙いという感じでもよかったようだが。
最善だったのは△8六歩▲同歩△同飛▲8七飛△8四飛と無難に指すこと。
実はポイントとなるのは▲5五角を防ぐことではなくて飛車を逃がすことだった。たしかに△8四飛になった途端にかなり攻めが緩和された気がする。
大局観がズレてるあれこれ。
ここでは△8六飛▲8五飛△7七馬が良かった。
▲6三歩成で自陣が乱れる可能性のある大駒交換なので、危険かなと思っていたがよく見るとそんなことはなかった。
▲8六飛△同馬▲6三歩成△同金▲6一飛△6四馬
こうなるとまとまっている感じがする。
△2四香からいろいろできそうなのでいい勝負。
進んで。
ここではかなり良くなったと思っていたが、▲6九歩がうまい受けだった。
△同竜▲6八金なら金を活用できて耐久力がグッと上がる。
こういう手が見えるようになりたいものだ。
以下はなんとか勝ち切ることができた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?