対局日記#189 雁木

2021/12/07 練習
負け。

相雁木

急戦を仕掛けてきた。後手陣にスキがあるのかと思ったが、さすがに冷静に対処すれば大丈夫だと思っていた。しかしうまく対応できなかった。

△4二角と引くのが正解で、▲6五歩△4四歩▲6四歩△5四歩で良い。

奥までしっかりと読めていなかった。ずっと桂が取れないのではまずいと思ったが、そもそも攻めが無いので先手がただ攻めすぎ。

ここでは△4一玉と先に受けておくべきである。▲2四歩△同歩▲2三歩の変化で▲7四歩と一歩補充できるのでまずいと思ったのだが、これはケースバイケースを知らなかった。

△2三同金▲2四角△3二銀▲6八角△2四歩▲2五歩△同歩▲7四歩△同飛▲2四歩

ここに歩を打たれたらまずいのが定説だが
△1四金▲1六歩△3五歩▲同角△6五歩

こうなると見事に返し技が決まっている。
4段目に飛車がいると、金が助かったりする。△1四金とかわせるときは▲1六歩の瞬間がチャンスである。

ここでは後手が良いと思っていたが、▲2三歩の拠点がいやらしく難しいと思っていた。
△2二歩と合わせるのが見えにくい好手だった。

▲同歩成△同角▲2四歩は△2六歩の返し技があるので後手良し。
また、▲6五歩△2三歩▲7四歩△同飛▲7五銀と進めるのもずっと気になっていて筋だが

この図を見てみると、全く飛車を取られても痛くないので△7五同飛▲同角△7六歩くらいで勝てそうだ。
▲2三歩を迅速に排除することが重要だったということになる。それについて理解はしていたものの、具体的な手順についてほとんど思いつけなかった。それよりかは怖いという感情にほとんど押されていたような気がする。

この局面でも対応が分からなかった。
△3三金▲2二歩成△同角▲1二桂成△2七歩▲同飛△2六歩▲同飛△2五歩▲同飛△2四歩▲4五飛△1二香で良し。

ここで▲4六角でまずいと考えていたが、△9六歩▲6四角△7二飛▲9一角成△7四飛で後手良し。

▲6四角に対して△7二飛→△7四飛と打開するのが思いつかなかった。


最後のチャンス。
ここで△7六桂が急所の一手だった。▲6九金なら△3八銀で縛りになるのでこの桂の処理が難しい。

逆から見たら…ということが多いなーという印象である。


一度反省を大仰なものにしてしまったため、なんだか日記が大儀に思うようになってしまった。継続するという点でそれはとても良くないと思うので、ぼちぼち、できる範囲で続けていこうと思う。
完璧を目指すより、前より少し良い自分になれるために書き続けよう。






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