42歳 アルバイト
※2021年頃の話です
特別な やる気
10代の頃。
自分には特別な力があると思っていた。
自分は特別だと。
地元で有名な貞操観念の低い女性。
ヤリマン。
自分と付き合ったらヤリマンじゃなくすことができ、純情だった頃の姿に戻すことができると思ってた。
自分なら「本当の愛」を教えることができると…
しかし、実際付き合ってみると、
浮気されまくり。笑
私と付き合おうがヤリマンはヤリマンでした。
自分に特別な力なんてないと知る。
結婚がしたい。
今まで、
不倫
ダイエット
借金
と、片付けてきてここを外すことはできない。
正社員!
今の時代ならば、職業の選択肢も増えている中、お金が腐るほどあればアルバイト、無職でもいいのかもしれないが、
自分が親だとして娘が結婚したいと連れてきた男がアルバイトな時点で「は?」ってなる。
門前払いでしょ。
正社員になったことが一度もないかというとそういうわけでもない。
20代から30代にかけて一度あります。
父親のコネで入った会社ですけどね。
今思えば、優遇された環境下で働けて「素晴らしい!楽だ!」と思うところですが…
当時はミスなどをして怒られる案件も、自分だけはまったく怒られないオミソ的な位置的環境がすごく嫌で、息苦しくて、
3年でやめてしまいました。
それ以外は、人生すべてアルバイト。
アルバイトとはいえ、父親のコネで入った会社を辞めてから引きこもりを3年ほど経験したことがある私にとっては『週5で8時間働いてること』事態がすごいことで
アルバイトのまま人生終わらせてもいいかな
と思ってたんですけど…
やはり結婚がしたい。
なぜおまえはそんなに人生にやる気がない?
とか、そういうふうに見えたりすることと思いますが、
そういうことでもなく
「結婚したいな」とか「まともな仕事しなきゃ」
とか、思ってはいるけど
アルバイトだけど1日8時間週5働いて、仕事以外の時間はネットゲーム毎日やって、そこのネットの中にいるメンバーと楽しく生きてると
そこそこ満足。
いや、8割以上満足してしまって、
そこの環境から抜け出すことは容易ではなくて
どこかで、それ以上望んではいるんだけど、抜き出て行動には移せないし移さない。
順応性というのはやっかいである。
底辺だと思う暮らしをしていても、
最初は「こんな生活から抜けてやる!」と思っていても、その思ってる時期を逃すと、やがて底辺の暮らしでも楽しく過ごせれるようになってしまう。
底辺の中でも楽しみを見つけ出してしまう。
彼女もいない独身のアルバイトの暮らしもそこまで居心地悪くないじゃんって思ってしまう。
なんでそれでいいと思ってたんだろう?
結婚したいのならばそういうわけにもいかない。
結局、私はアルバイトしていたところが中途採用募集してたので応募して、無事、正社員になることができました。
就職して思ったことは、アルバイトするくらいならば、就活して内定もらってしまった方がいい。
(履歴書だけではなく、職務経歴書だったり履歴書以上に書くことは増えますけど。)
アルバイトと比べるとそりゃ正社員になるのは狭き門に感じますが、何回かの面接を苦労して突破さえしてしまえば、あとは組織の中に身を任せる感じで。
組織の中で働くというのは惰性で人生を過ごしてしまう自分にとっては合ってるのかなと思ってます。
アルバイトとネットゲームはずっといるべき場所ではない。
やる気を自らひねり出す。
ってのとはまた違った特別な力が突然湧いて急にやる気が出てくる時期ってあるんですよ。
それをチャンスっていうのかな。
さぁ結婚するぞ!
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