41歳 借金時効②
自己破産
※2020年頃の話です
はいどん!
キャッシング 貸付49万+利息180万=227万8292円
ショッピング 残高16万+手数料30万=46万2134円
合計2740426円
は?
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん…じゅうまん、ひゃ、ひゃ、ひゃくまん
な、な7桁
2ひゃく70まんだと!!
14年まったく返さない結果です。
こんなん返せるかよ…
金額には驚いたが
でも、私はそんなに焦ってなかったです。
地元に同じような借金バカが数人いたからです。
当時、地元の中で1番早く消費者金融で借りて1番早く限度額MAXまでいって、私と同じくある日を境に一切返済しなくなって、今も連絡とってて、2年前に自己破産した友人Kがいるので会って詳しく聞くことにしました。
※うろ覚えですし情報に正確性はありません
※金融会社が私とKは(確か?)違います
「なんで自己破産にしたの?あのYがやった今までの利息分とこれからの利息はなしにしてもらって元本だけ分割で返す返済方法(任意整理っていう奴?)の方がよくない?」
「いや、Yが法律事務所行ったのが、2016年か?俺がそれを聞いて同じところ行って(2018年)弁護士に相談した時は、金融会社のほうにつっぱねられたのかなんなのかわからないけど弁護士から言われたのは『元本だけ返すのは出来ない』言われたよ」
「返済額とか調べてから行かなかったの?」
「弁護士が全部やってくれるよ。」
「で、返済額シュミレーションみたいのやってもらったんだけど、月に返す金額がとても返していける金額じゃなくて月に10万近くを3年(5年?忘れました)かな?」
「10万?」
「俺2社だし(3社?忘れました)返済する期間が最長で○年って決まってるからそれ以上の期間での返済は無理だから10万以下には出来ない言われたよ。」
「あいつ(弁護士)らは、借金してる奴らをゴミを見るような目で見て舐めた話の仕方してくるから。」
「で、結局、自己破産したの?」
「たった数百万で自己破産ですか?みたいな話の仕方もむかついたけどね。やってもらったよ。」
「で、自己破産の手続き分の費用を(20万?忘れました)分割で弁護士に払った感じかな?」
「自己破産ってどうやんの?」
「いや、チンぷイじゃ無理だよ。」
「なんでよ?」
「借金を支払う能力がコイツにはないんだと判断されないと自己破産出来ないんだよ。だから、通帳とかも収入調べられるよ。過去、何年か分。」
「あ」
「そう。今働いてるところの給与が銀行振り込みの時点でアウト。」
自己破産も無理で?
元本だけ返す方法も今は無理なのか??
雲行きがあやしくなってきました。
「よくCMでやってる過払い金が戻ってくるってのは?」
「我々は完済してないからなあw、俺らには関係ない話なんじゃないか?」
「結局、Yの返済(任意整理)も、じゃー元本だけ分割で返しますってなったけども、それまで真面目に毎月払ってた分はノーカンだからな。」
「ネットで調べるとさ借金は5年か10年で時効って書いてあったんだけど」
「時効とかってないのかな?」
「そんなこと弁護士から一言もいわれなかったな。」
「圧着ハガキが定期的に届いてるってことは、時効にはなってないだろうな。」
「だいたいそんな時効とかおいしい方法あったら、みんな債務整理なんか選ばないで時効でやってるだろうに!」
確かに!
「どこの事務所行ったの?」
「新宿の無料相談所。一緒に行ってやろうか?」
「いや、事務所は自分で選ぼうかな」
「どこでやったって結果は一緒だって」
「結局、俺らは返済し終わってから5年か10年ブラックリストだで?返済し始めたらじゃないんだぞ?早い方がいいぞ。」
「クレジットカード作れない」
「ローン組めないからな」
ブラックリスト5年or10年?
そんな人に結婚どころか彼女ができるのか?
若い時に苦労した人は後々で遊べるとか言うけど、まさに真逆。
ネットの世界の中だけで充実して現実など見なければ良かったのか!?
Kは別れ際、1番大事なことを言い忘れてたかのような表情で一言こう言っていた。
ジャパネットだけはローンいけるぞ!
すげぇいらない情報だった。
(つづく)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?