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41歳 借金時効③

※2020年頃の話です。

P.$.A.

人生にやる気を出して歩き始めた時…
人生は地下鉄の降り口に似ている。

「結婚」に向けての最短ルートは2️⃣の階段である。
やる気を出して歩き出したのに1️⃣のルートを行ってしまうと、えらく遠回りになってしまう。
降り始めてる階段を登って降り直そうなんてまずしない。


でも、私は2️⃣が正解なのを知ったうえで1️⃣の階段をよく使う。

それほど近い階段は魅力的なのである。



さて
Kの話を聞く限り、
今現在働いていて給与が銀行振込の私には自己破産不可能

任意整理が出来ないなんてのは初耳であった。



任意整理が出来ない?
そんなわけない


弁護士がやる気なかったのか…
ほんとに消費者金融会社の方が任意整理にNGをだしたのか…
真実はわからないが
たぶんKは弁護士に食いもんにされた気がする。
と思ってました。



弁護士選びは慎重に行う必要がある。




私はたぶんいや90%強で任意整理は出来るだろうという確信がありました。

過去に何度か、任意整理で手を打たないか?と消費者金融側から返済計画の手紙が来てたからです。


(平成30年 2018年の為、若干借金は少ないです)

これ見せて無理言われたらこっちも無理って言うわ!
任意整理に関しては「弁護士通さないでもいけるでしょ!」と強気でいました。



最悪でも任意整理、最高で時効を私は望んでました。




親がなんとかしてくれるんじゃなかろうか…という甘い考えもありました。

悩みましたが…

やれるだけやろう。

親に頼らない大人への一歩です。
(正確には言いにくい。言いたくない。心配かけたくない。ですけどね。)




弁護士事務所どこにすればいいのか?
さらに事務所を選んだところで、電話をするのが怖いし、気乗りがしない。


でもやらなきゃ進まない。
とりあえず、法律事務所に電話せざるを得ない状況までゆっくりですが止まらない。
進む。
自分の借金を調べることにした。


日本人すべての借金やローン支払いのデータはこの3つ個人信用情報機関にある。
・日本信用情報機関(JICC)
・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・全国銀行個人信用センター(KSC)


ネットで調べた結果

  • JICC→消費者金融、銀行など

  • CIC→消費者金融、クレジット会社、携帯電話など

  • KSC→住宅ローン、銀行借り入れ、信用金庫など

こんな感じの割り振りになっていた。

KSCは、なんかこれは違うかなと思ったので取り寄せなかったです。
CICに載っててJICCに載ってなくて
JICCに載っててCICに載ってないことがあるということなので2社からを取り寄せることにしました。

数日後、来た書類を開くと
やはりというか当然どちらにも借金は載ってました。


CIC開示
※JICCは個人情報多めなので割愛
※JICCの書類には携帯電話購入の情報はありませんでした
※クレジットカードあれば取り寄せる必要なくスマホで観覧も可能

全7枚


1枚目 表紙


2枚目 報告書説明


3枚目キャッシング枠


4枚目ショッピング枠

この3枚目と4枚目の下の《入金状況》のところ。
これは過去2年の支払い履歴です。

借金(ローン)した金額の明記があるのに、入金状況欄「空欄」ってのが1番大馬鹿野郎です。
払ってませんから


5枚目 携帯電話本体分割払い


6枚目 携帯電話本体分割払い②

5枚目6枚目は、3枚目4枚目の真逆ですね。
素晴らしい支払い能力!



《入金状況》の欄の記号の説明

  • $→ 請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった

  • → 請求もなし(支払い完了)

  • P→ 請求額の一部が入金された(リボ払いもPな気がする)

  • A→ 約束の日に入金がなかった(未入金)



たとえ携帯電話だろうと、ここに連続PとかAがあったらクレジットカード審査に落ちやすくなります。Aが1個でもあったらローン通らないこともある厳しい世界です。

ローン通らないなと思ったら一度自分を調べてみるのもいいかも。


7枚目

7枚目で終了。


ということで、
借金に向き合い歩き出して数ヶ月。

そして、とうとう私は事務所を探す事以外する事がなくなっていました。

(つづく)


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