ドラパルトに強い! CL札幌7-2 Day2進出 ベラカス型リザードンex/ピジョットex
初めまして、ちんぺいと申します。
黒炎の支配者からポケカデビューして以来リザードンを使い続けています。
サイバージャッジ発売からベラカス型リザードンピジョットを煮詰めて、シティS3ベスト4、CL札幌7-2という一定の成績を残せたのでnoteを執筆いたしました。
ドラパルト以外のデッキにも強く作れているのでJCS組にもおすすめです。僕はシティリーグ優勝しておらず、抽選に外れたのでJCSには出れません。 こんな順番で書いてみましたが、ドラパルトに困っている人は無料部分だけでも是非読んでみてください。
・このデッキの使い方と盤面の作り方
・ベラカスのいいところ、わるいところ
・ドラパルト対策(ここまで無料)
・各カードの採用理由と検討したカード
・各対面の対策
CL札幌 Day1使用デッキリストとベラカス入りリザードンの基本戦術
CL札幌 Day1 7-2
CL札幌はドラパルトが大流行していたためリザードンのシェアが著しく低下
逆にリザードンへのマークが薄くなっているため、ドラパルト対策さえできていればリザードンが活躍しやすい環境だと考えました。
Day1はドラパルトと3回戦い2勝1敗でした。※1敗はベラカスサイド落ち
このデッキの使い方と盤面の作り方
まずは基本的な盤面づくりについて説明していきます。
ボールが来なくてポケモンを置けないこともありますが、エボリューション不採用なのでドラパルト相手に後攻を取っていると先2ファントムダイブが苦しいのでじゃんけんに勝ったら先攻推奨です。
・1ターン目の目標と置くポケモンの優先順位
バトル場スタートの理想は60ヒトカゲ
置くポケモンの優先順位
1.ロトムV
2.ポッポ
3.ヒトカゲ
4.シガロコ
最低でもロトムVを置きながらそくせきじゅうでん、理想の展開としては次のターン進化できるようにたねポケモンを展開して進化につながるカードを確保したいところです。(ハイパー、アメ、ペパー、封印石)
・2ターン目の目標と進化させる優先順位
兎にも角にもピジョットを進化させるのが最優先です。
その次はベラカスを用意したいところですが、できないようであれば無理にリザードンにはならずリザードに進化するかアメを温存して、その番はそくせきじゅうでんしましょう。
進化の優先順位
1.ピジョットex
2.ベラカスorリザード
3.リザードンex
NG行動:ピジョットとリザードンをアメ進化させて前を倒す。
よくやってしまいがちなプレイですが、ペパーからアンフェアスタンプ+デヴォリューションをされてしまうと立て直せないので安易にやらないように気をつけましょう。(デヴォリューション単体でも厳しい)
2体以上デヴォリューションではがされる状態にならないようにするだけで安定感がグッと増します。
デヴォリューションをうたれない場合でも後続のヒトカゲも用意できていない状況でリザードンがやられてしまうとナンジャモで引ける枚数が減っていることも相まってなかなか立て直せません。
バーニングダークを宣言するとそこから先は後戻りできない。というのは意識しておきましょう。
ただ、ルギア、タケルライコ、ディアルガ等のリザードンexを倒すのを苦にしないデッキはデヴォリューション採用率が高くないので後続が途切れないようにだけ気をつけてリザードやベラカスにこだわらずに展開しましょう。
・完成させたい盤面
対面ごとの最適解は後程記載しますが基本的にはこんな盤面を目指してマッハサーチで局面に合わせたサポートを持ってきて戦いましょう。
ベラカスとは
ベラカス使用するにあたって改めていいところとわるいところを考えてみましょう。
▼いいところ
・技の効果を受けない
マナフィ・ジラーチの範囲に加えて、
ベラカスでなら防げる強力な”技の効果”をおさらいしましょう。
わざマシン:デヴォリューション
ドラパルトex:ファントムダイブ
アマージョex:アイシクルソール
ヒスイウォーグル:ぶきみななきごえ
一番防ぎたい凶悪な技はファントムダイブ+デヴォリューションの組み合わせなのはリザードン使いには言うまでもないでしょう。
・にげるエネルギー1
エネルギーや入れ替え手段が限られているデッキのため縛られる心配があまりないのは安心ですね。
・進化前が強い
無色1エネ30ダメージがうてる草タイプ、これが意外と馬鹿になりません。
草弱点ポケモンの例:闘オーガポン、トドロクツキ、悪リザードン
・特性を無効化されない
ベンチにいるベラカスの特性を無効化できるのはディンルーexぐらいなのでこいつさえ用意できれば安心してふしぎなアメで進化することができます。
▼わるいところ
・HP70
ウッウのおとぼけスピット、70ヒトカゲのひのこ、ドロンチのリューズヘッド、ドラパルトexのジェッドヘッド
簡単にきぜつします。
ボスの指令やプライムキャッチャーで呼ばれるならまだしも、カウンターキャッチャーでやられてしまうと割に合いません。
ロスト相手に安易なサイド先行は避けましょう。
・特性はふせげない
HPの低さも相まってユキメノコのようなポケモンに滅法弱いです。
ドラパルトの影響でマシマシラも流行っています。
マシマシラ単体であればダメカンを残さないように工夫すればよいですが、自傷しながらアドレナブレインしてくる相手には注意しましょう。
・バトル場のポケモンが受ける技の効果を防げない
ギラティナVSTARのスターレクイエムやトドロクツキexのくるいえぐるが防げないことは高いHPで耐える想定の2進化デッキにとって大きなデメリットです。
デヴォリューションをうたれた場合、バトル場のみはがれてしまいます。
返しにマッハサーチからアメ進化しましょう。
・1進化
1進化のため、きぜつすると復帰するのに時間がかかります。
新しいシガロコを出してもロストマインやファントムダイブがうてる状況の場合、狩り続けられてしまうため二度と復帰できません。
そのため、ロストとドラパルト相手にベラカスがいる盤面を維持するためにはベンチにシガロコをもう1体出しておく必要があります。
そうすることでベラカスがきぜつした後にすごいつりざお→ハイパーボールで再びベンチにベラカスを用意することが可能です。
このような思考の経緯があり1-1採用から1-2採用の形に落ち着きました。
ドラパルト対策
対策の方向性は2つです。
1.ドラパルトを倒しきるor無効化するパターン
2.ファントムダイブとデヴォリューションに強い盤面を作るパターン
どちらか一辺倒だと勝ちきれないため両方の要素を入れてデッキを組みましょう。
また、ドラパルトを一撃で倒せない状況の場合、できる限り裏のシステムポケモンを攻撃しましょう。仕留めそこなうとポケモン回収サイクロンなどでテンポを持ってかれます。
1.ドラパルトを倒しきるor無効化する
ドラパルトは強力なポケモンですが2進化なことに加え、リザードンと違いエネ加速に難があり複数体用意するハードルが高いポケモンです。
後続を用意させる前に加点アイテムやデヴォリューションで無効化しましょう。
・マキシマムベルト
リザードンと違いHP320のため、サイド3枚取られた状態でワンパン可能。
序盤にロトムV+ポッポを倒してきた際に効果絶大。
・まけんきハチマキ
サイド4枚取られた状態でワンパン可能。
マキシマムを採用しない場合には必須級に重要なポケモンのどうぐ。
・スグリ
上記2つと併用可能、さらに1枚分のサイド計算をずらせる。
・デヴォリューション
アメ進化したドラパルト+ベンチがドロンチであれば再びドラパルトになるにはふしぎなアメが必要。
今のドラパルトのふしぎなアメ採用枚数を考えると復帰は意外と困難。
2.ファントムダイブに強い盤面を作る
ファントムダイブに強い盤面というのも厳密に言うと2つありますのでそれぞれご紹介します。
2-1.回復することでベンチにダメカンを残さない
・かがやくアマージョ
・マシマシラ
・ピクニックバスケット
・おいしいみずセット
・サワロ
・コック
・メディカルエネルギー
回復系のカードは全般的に有効に使える対面がドラパルトexに対してのみなのでピンポイントメタカードとなり採用した場合、デッキの総合力は下がりますが、少ない採用枚数で対策ができるため、もっと汎用的なカードを採用する枠を確保することができます。
マシマシラは回復兼リザードンの打点を補うことができて、ドラパルトを倒しきる択も出てくるので考察を深めてみる価値がありそうですね。
2ー2.効果を無効化する
・進化元のHPを確保する
進化元のHPを確保するために中間進化のピジョンやリザードを採用することでデヴォリューションをされた際にファントムダイブのダメカンだけできぜつすることを避けることができます。
勇気のおまもりやゴージャスマントで対策する方法もあるみたいです。
・フレアヴェールのリザード
中間進化のなかでもリザードについてはリザードの状態でファントムダイブとデヴォリューションを無効化できるのでフレアヴェール一択です。
・ミストエネルギー
ルギアを無視できない環境なので、多くのデッキに改造ハンマーやシンオウ神殿が採用されているためやや採用しづらいです。
・ベラカス
このnoteの本題です。
効果効能はさんざん書いたのでドラパルト対面で強い盤面づくりをする際、意識することを書きます。
前述のとおりシガロコ1ベラカス1採用では倒された後の復帰ができないため時間稼ぎをするくらいしか機能しません。
継続的にベラカスがベンチにいることが重要です。
ベラカスがきぜつした次のターンにベラカスを用意する方法は4つです。
1.エヴォリューション
つりざお→ポフィン→エヴォリューション
上記の流れで即起動自体は可能ですが必要なカードが多すぎて現実的ではないですね。
多くの場合、序盤にエボリューションは使ってしまっているので試合の後半でエヴォリューションをうつ想定も無理があるように感じます。
ただ、エヴォリューションを採用することでマナフィの採用が必須でなくなるのは強みです。
2.複数のベラカスを採用
ベラカス2シガロコ2の採用であれば予めベンチに2体のベラカスを用意することができます。
キャンセルコロンデヴォリューションの対策が唯一可能なのがこの布陣。
エヴォリューションを採用していない場合マナフィも必要になり5枠取られるのであまりにもデッキパワーが下がります。
3.シガロコのみ複数採用
つりざお→ハイパーボール
シガロコを複数採用して予めベンチに用意しさえすれば2つの工程で復活可能です。
さすがに2回ボスで呼ばれてしまうとほとんど修復不可能ですがその場合、相手は2ターン無駄にしているため対戦を有利に進めることができているはずです。
私はこのプランを採用しました。
4.ネジキ採用
ネジキ→つりざお→ハイパーボール
上記流れで即起動可能。おまけで思いついたプランですが、サポート必須でそのうえつりざおとハイパーボール要求はピジョットだけだと満たせないケースが多いです。
使い終わったロトムVを消せることは明確なメリットです。
キーパーツがサイド落ちしてしまった場合の対応については有料部分で解説します。
改良を加えた最新版リスト
CL札幌後に思いついたより良いベラカス復帰プランを加えた最新版リスト、各カードの採用理由、各対面の対策は有料部分に記載させていただきます。
自我を抑えて自分語りは最後に書きましたが、1,800字くらいは自分語りなのでご注意ください。
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