【追記あり】気分を変えて…

前回の記事執筆中に本文に載せる事柄を検索した段階に、とあるサイトをたまたま発見。
件の旧プロダクションや過去の所属者についてこと細かくまとめられている。

最初は感心したものの、サイトを読み進めてゆくと、
・複数の退所者に対する誹謗中傷のオンパレード
・よそのサイトからの無断転載と思われる画像の無断転載
・明らかな偽情報や誤情報の掲載
・本人や当該プロダクションが公表していない、プライバシーに関わる情報の記載。個人情報法保護法違反に該当。

とりあえず、関係各所とサイトの運営会社に情報提供済。

なので、このサイトは見なかったことにして、CHA-CHAのことを懐かしく書いてみよう。

CHA-CHAは、そもそもは萩本欽一氏の番組のレギュラーユニットとして、様々な劇団やプロダクションからオーディションに参加した男性の中から選ばれた。
劇団員が3名いたゆえ真のお笑いユニットではないので、当初はアドリブに弱い点があった。
しかし、回を重ねるごとに、メンバーの役割分担が明確になり、ユニットとしての結束力が強まった。

メンバーはそれぞれ別の事務所や劇団に所属し、ユニットとしてのマネジメントは浅井企画が担い、楽曲の著作権はジャニーズ出版含めた数社が管理。ユニットは、1990年春の木野正人氏卒業後やレギュラー番組終了後も継続し、1992年に活動終了。メンバー全員今でも仲が良い。

昔、「出没!アド街ック天国」というテレビ番組で、とある街のスーパーの一角の幼児向け屋内テーマパークが紹介された際、小太りのスタッフさんが胸ポケットからおもむろに何かを取り出した。スタッフさんが黒ぶち眼鏡をかけた瞬間、CHA-CHAの元・松原桃太郎氏だと紹介された!現役当時より少し痩せられてはいたが、子供達を前に紙芝居を読み聞かせしている姿が懐かしかった。昔取った杵柄で、アイドル時代のように生き生きとされておられた。

余談だが、アド街放送数日後にたまたま発見した個人の方によるブログ(おそらくは、昔ファンだった方。過去の記事内容からして、いたって普通の方)に、「テレビを見て早速子供を連れて行ったが、紙芝居の前説で松原氏の前職を説明したスタッフが他のスタッフ達にバックヤードに連れていかれ、暴行や大声での叱責を受けていた。保護者と子供たちはみんな怖がっていた」旨の記述があった。当時はまだSNSなどなく、YouTubeも今ほど普及していなかった。筆者はテーマパークが入居するスーパーの本部に問い合わせたが、スーパー経由でテーマパークからお詫びのメールが届いたので事実だった。

現在はそんなことなどまずないと思われるが、幼児対象のテーマパーク内で、子供や保護者の目や耳に触れる場所でのスタッフへの叱責や暴行は絶対にしないでもらいたい。叱責は、開店前や閉店後にやるべき。

松原氏はその後数年間テーマパークの運営会社に勤務されたのち、故郷の新潟に戻られた。 近年は元メンバーさんや若手アイドルさんのSNSにも度々ツーショットの近影やお名前が登場しているが、立派に年齢を重ねられ、お元気な模様。きっと、新潟でお仕事を頑張られているのだろう。

1989年秋の中野サンプラザでのコンサートの際、筆者と友人は、開演前の客席で新潟から参戦された松原氏のご両親と握手させていただけた。ご両親は多くのファンに囲まれて、涙ながらに喜ばれておられた。
ご両親のご尊顔は、同年夏のアイドル雑誌「明星」に掲載された、ご両親との東京観光の記事の写真にて初お見かけした。

話は戻り、1995年にSMAPが大幅に路線変更した以降の某プロダクションでは、後続のユニットにCHA-CHAの路線をどことなく踏襲させ、ユニットの人員配置などの点をおおいに活用したと思われる。特に、関西ジュニア勢に顕著。筆者がSUPER EIGHT(当時関ジャニ∞)を初めて見た時は、「楽器も弾ける、関西弁のCHA-CHA!」だと懐かしく感じた。

わかりやすくいうと、これまでの所属タレントは、木野氏・中村氏のようなダンス担当と、ダンスもこなせる二枚目の西尾氏的なタイプが主流だったが、三枚目の松原氏、ダンスとトークの両面に長けた濃い勝俣氏的なキャラも積極的に活用するようになってきた。

1995年当時は時代的にインターネットが出始め、人々の趣味の多様化もあり、どこの事務所も歌とダンスとルックスだけでは通用できない時代になってきた。彼ら自身もそれを充分理解し、楽器や作詞作曲を学んだり、海外や大学や大学院で勉強したり、武術の稽古や資格取得などのスキルアップに取り組むようになってきた。

某創業者の罪は断じて許されないものであり、筆者は旧体制そのものが最後まで苦手だった。しかし、タレント達自身のポテンシャルは非常に高い。

アジア勢の活躍や、同業他社のボーイズグループのテレビ出演が全面解禁されたこともあり、新体制以降では、芸能界に残るも残れないもタレントたち自身のモチベーションと企業努力が重視される。タレント達は、ますます磨きをかけてもらいたい。

筆者は特別ファンではなかったが、国民的ユニットのSMAPの過去映像の封印が解除されることを願っている。メンバー6名中5名(2025年1月までは、6名全員だった)卒業後や解散後もそれぞれの道で第一線で活躍しているのに、なぜSMAP映像が封印されたのか、それが気になる。
こちらの記事もご一読願います↓

【2025年2月11日追記】
今後の封印解除がますます難しくなりそうな、まさかの事案発生。
我々視聴者には詳細は公表されていないが、当該元メンバーは多数の司会番組を抱える身でありながら、何故不祥事をしでかしたのか気になる。
その不祥事を把握しておきながら、上層部への報告や警察への告訴などしなかった某テレビ局の責任は大きい。

そして、彼らのプロトタイプ的存在のCHA-CHAも、再評価されて欲しい。

【2025年2月14日追記】
CHA-CHAとSMAPについて触れた、こちらの記事にも注目↓(有料記事化、リンク切れの際はご容赦を)


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