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有害情報、ダメ、ゼッタイ!


はじめに

インターネットを日常的に利用していると、ふとした拍子に違法性の高い情報、すなわち有害情報が目に飛び込んでしまう時があります。
SNSのユーザーサポートや、通報機関であるインターネットホットラインセンター、全国の警察に連日情報提供が寄せられ、有害とみなされた情報の削除やこれらの投稿者のアカウントの削除(いわゆる凍結)がなされても、別のアカウントを取得して、いたちごっこのように次から次へと投稿が繰り返されているのが現状です。
私たちは有害情報には毅然とした態度で臨み、シャットアウトしなければなりません。
本記事を最後までお読みいただき、ひとりでも多くの皆様が安全安心かつ快適にインターネットを利用できますと、非常に幸いに存じます。

主な有害情報

一般的には、次のような情報が有害情報に分類されます。

【違法薬物の販売】

たとえば、日常の買い物で野菜とアイスクリームに関する情報を知りたいと感じて検索した時、検索結果に意味不明な用語がついている場合があります。このような投稿は、違法薬物の販売情報の疑いが極めて高いです。最近では、販売側・購入側ともに未成年の検挙が増えています。
違法薬物は、あなたの心身と人生を破滅させ、あなたを取り巻く人達を悲しませてしまいます。
一度手を出したが最後。
違法薬物、ダメ、ゼッタイ!

【人種差別】

いわゆるヘイト行為に該当します。
日本国憲法で基本的人権が保障されており、世界的に多様化社会が進んでいるにもかかわらず、いまだに日本では人種差別が随所で横行しています。
SNS上にも人種差別的な投稿が散見されますが、数多くの通報が寄せられているにもかかわらず、一向に削除されていません。
人は生まれながらにして誰もが平等に生きる権利があり、お互いを受け入れなければなりません。
姿や形や価値観や生育歴などそれぞれ違えど、お互いがお互いを認め合い、手を取り合って生きられる世の中になることを祈るばかりです。

【悪質な動画】

相手の実名を挙げての特定の企業・団体や個人に対する誹謗中傷発言や、人種差別的な動画など。見る人がいるから、このような動画がアップされ続ける。ならば、私たちはこのような動画の視聴を極力避ける。
これが悪質な動画の撲滅に繋がりますね。

お金にまつわる要注意情報

私たちは普通に節約しながら生活していても、どうしても金欠になる時があります。
藁をもすがる思いで思い悩んでいる時ほど、怪しげな儲け話投稿がたまたま目に入ってしまう危険性があります。
しかし、これらの儲け話は要注意情報に該当します。

【個人間融資】

SNS上には、「お金貸してください」や「お金貸します」との投稿が散見されますが、これらの行為つまり個人間融資は違法行為です。
詳細は下記のリンクをご覧ください。
金融庁や財務局に登録されている健全な業者から借りるなり、支払いを遅らせてもらう、分割で払わせてもらうなど交渉してみることが安全です。

【お金配り】

SNS認証マーク付きの著名人や実業家の方が、お金配りと称した懸賞企画をたまにSNS上で実施していることがあります。しかし、認証マークが付されていない怪しげなアカウントも同様の企画を実施しているケースも見られます。
後者は明らかに
・個人情報収集
・闇バイト応募者スカウト
を狙って実施されている可能性が極めて高いです。
このような投稿へのリアクション(いいねやリツイート)をしただけでも、怪しげなダイレクトメッセージが届くことがあります。このような投稿は無視して、知らないアカウントからのダイレクトメッセージの受信拒否を設定しましょう。

性的な有害情報

SNS上に、裸や盗撮画像・動画など、見たくないものが自動的に表示されてしまう場合があります。

【裏垢◯◯】

3年前からのいわゆるコロナ禍以降、おうち時間の増加により、自宅でスマートフォンやタブレットやパソコンなどの情報端末に接する時間が長くなった方達が多くなりました。
しかしながら、中には、家でリラックスしていて気分がハイテンションになり、自らの裸を露出した画像や動画を投稿に添付してしまう不届き者も存在します。
これらはいわゆる裏垢◯◯(男子、女子)と呼ばれています。
このような投稿は迷惑防止条例違反や、わいせつ物頒布罪に問われます。

【盗撮画像・盗撮動画】

通学途中の女子中高生の制服のスカートの中を盗撮した動画に対し、それに輪をかけるように平気でリツイート(再投稿)するアカウントが見受けられます。
リツイート(再投稿)者も逮捕・検挙される可能性がありうるので、盗撮画像や盗撮動画へのリアクションは、極力避けましょう。

フィルタリング

携帯電話各社では、スマートフォン用のフィルタリングサービスを設けているところがあります。
完全にすべての有害情報を除去できるとは限りませんが、特に小さいお子さんがいるご家庭では、サービスの加入を強く推奨いたします。

有害情報を見つけた場合

以下の機関に通報しましょう。
なお、通報したことは有害情報の投稿者には一切行き渡らないので、勇気を出して通報しましょう
・有害情報を見つけたSNSのユーザーサポート
・インターネットホットラインセンター
・(わかる場合)有害情報の投稿者の居住地や関係先を管轄する警察(当該警察公式サイトから匿名で通報可能です)

まとめ

有害情報を平気で投稿する人間達は、産まれた時は御多分に洩れず純真無垢だったのに、いつからどこから歯車が狂ってしまったのか不思議でならないですね。きっかけは本人にしかわからないにせよ、「人が嫌がることは絶対にやってはいけない」この言葉をきちんと理解してさえいれば、有害情報の投稿などできないはずですね。
正確で楽しく有益な情報のみが投稿される。このような世の中の到来を待つばかりですね。

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