鶯籠のライブで名前を知らない人のマブダチになりました。
今日は鶯籠のライブに行ってきました。鶯籠行くのは去年の11月以来なので2ヶ月ぶり、ちょっと久々にでしたが変わらず楽しいライブでした。
点点と駄好乙が戻った5人体制の鶯籠を見るのは初めてで、3人との時とはかなり違った雰囲気に感じました。3人の時よりむしろマイルドな感じになったのは、バンドセット向けのセトリというのもあり、点点の可愛らしく柔らかな雰囲気もあり、そんな感じの新鮮味がありました。
ところで、鶯籠の特徴として、特典会でオタクの名前を呼ぶスタッフがいる点が挙げられます。順番になると「○○さんどうぞー」みたいな感じで。その方は集合写真撮ったりアナウンスしたりしているので、よく分かりませんがマネージャーとか中核的なスタッフだと思います。
鶯籠に行くようになって数回、観察している限りオタクとスタッフの距離感が近く、その流れでスタッフが顔のみならず名前も認知し、そういう流れになっているのだと思います。
当然ですが僕は通い始めて日が浅いですしスタッフと業務的ではない会話をしたことがないので、名前は知られておりません。一方、数回足を運んでいたり、そもそも開演前などで姿自体は見られているので、一個体としては認識されているようです。
そのためか今日はそのスタッフから特典会の順番になったときにこのように呼ばれました。
「○○さんのマブダチ」
僕は誰かに誘われて鶯籠に行くようになったわけでもなく勝手にフラフラ行き始めたので、知り合いなぞ誰もいないのですが、唯一1人だけ顔を知っているオタクがいます。
その人はデビアンでも時々見かける人で、去年鶯籠に行った時たまたま隣だったので声をかけました。デビアンでも1年前にたまたま隣になったときに少し会話をし、現場で会うと挨拶程度は交わす間柄です。
今日もその方がいらっしゃったので、開演前に少し喋っていました。おそらくその光景をスタッフが目にしていたのでしょう。
「名前は知らないオタクだけど、そういえば○○さんと喋っていたな」
おそらくそう思い出して僕のことを「○○さんのマブダチ」と呼んだのでしょう。
ところが、実を言うと僕はその○○さんの名前を知らないのです。
顔も知ってるし話したこともあるけど名前を知らない。わりとオタクあるあるだと思います。出会って1年、お互い名前も知らず普通に会話をしています。元々名前を知らないので、○○に当てはまる名前も忘れました。
突如「○○さんのマブダチ」の称号を得た僕が壇上に登ると、PINOCOに「○○さんのマブダチって呼ばれて不服?笑」って言われました。
PINOCOは、「てんちゃん」という僕固有の確固たる名前ではなく、○○さんありきの呼称をされたことを慮って(あるいはからかって)そのように言ってくれたのだと思います。PINOCOも、僕と○○さんがツーカーの仲くらいに受け取ったに違いありません。
不服も何も、僕は人生で初めて名前も知らない人のマブダチになった不思議な感覚しかなく、ただ愛想笑いをして返すしかありませんでした。
「○○さんのマブダチ」の称号に恥じないよう、今度○○さんに会ったら名前を聞いてみようと思います。
それはいいとして○○さんの前でそのスタッフに「○○さんのマブダチ」と呼ばれることがないよう、特典会で連番することは何がなんでも回避したいと思います。