音楽に乗って生まれる想い
ひとりぼっちになってしまうかもしれない。
また1人になって輪に入れなくて、寂しい思いをしなくちゃいけないかもしれない。
違うんだよ、誤解なんだよ。悪気があったんじゃないの。
一生懸命やったんだよ。違うって言わないで。お願いだから嫌わないで。
1人にしないで。
私のこと、分かって欲しい。
でも、分かって分かってってしたら、また離れちゃうかもしれない。
最後には自分がいるから、自分だけはいるから大丈夫だよって?
そんなの気休めにもならない。
深く深く繋がって、ずっと分かってもらって、ずっと一緒にいて欲しい。
許してほしい。ひとりにしないでほしい。
本当の本当はそう思ってる。
そんなの依存だからダメだよ。自立しなきゃ。いい大人なんだから。
分かるよ。大人だもんね。しっかりして生きていかなきゃいけない。
でも、本当は思ってるね。圧倒的に独りだって思って、寂しくて仕方ない。
何したって、どうやったって、どんな工夫したって、結局独り。寂しい。
そんな時、ギターを弾きたくなる。
ギターがあるから1人じゃないとか、そういうことじゃない。
でも、音楽は「そう想っていんだよ」って許してくれる。
何を想ってもいいんだよ。
音楽に乗って、本当の私の想いがこの世界に生まれてくる。
私の中から、世界に放出される。
それを私が耳で聴いて、胸で感じて、ああ、独りだな。寂しいねって。
寂しいのも悪くないなって、また自分の中に取り入れる。
音楽ってすごい。ギター始めてよかった。
寂しいな、独りだなって感じながら弾いた「さよならエレジー」。
お風呂から出て、どうしようもなく気持ちを感じたくて、ギターを弾いた。
だからパジャマ。途中で息子の声とドアのノック音も入ってる。
ストロークの練習始めました。歌もうたいました。
音楽と共に生きたい。