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科学的?

世の中には似非科学が溢れている。
どれがどうとか、こうとか、いちいち突っ込んでいたら時間が足りないくらい。
だいたいは、お金のために尤もらしい浅はかな理由を並べて情弱から巻き上げるシステムだ。

最近の話題でいうと、地震予知が出来るだのと謳って有料のメルマガやnote、アフィリエイト、または、教祖のように崇められることで自己顕示欲を満たすなどがある。

私のフィールドでは病気の人につけこんで、紙切れや石ころの高額販売、〇〇は毒で医者は使わない、重曹やクエン酸は万能薬、駆虫薬で何でも治る、などがよくみられる。
はっきり言って害悪でしかない。
標準治療やガイドラインは、血の積み重ねで出来ている。
所謂エビデンスというものだ。
それを医師、患者以外の第三者が否定し似非科学に誘導するということは、あってはならない。
病気になり患者になると不安から検索してしまって、色んな情報が目についてしまう。
見るものは学会のサイトやガイドライン、製薬会社等のものに限定したほうが良い。
特にSNSで流れてくるセラピストや治療家、自称医師などは無視してよい。
あなたの貴重な時間を無駄にしてはいけない。
医師と相談し、不安な点は看護師に相談する。
何でも良い、疑問は医療者にぶつければ答えは返ってくるので心配はいらない。

ここ数年、エビデンスを無理矢理作るような会社がでてきている。
細かい話は省略するが、あたかも有効であるかのように捻じ曲げてしまうことを売りにして、堂々と広告をだしている。
それを使ってしまう大手の企業もある。
果たして科学的とは現代では、どういうことなのだろうか?
と思うなどした。

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