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不安の行方〜

不安を深堀りしない

少し間が空きましたが、書いてみます。
不安は解消しようとすると増大する傾向があると書いたと思います。
もちろん向き合わないといけないものも中にはあるのですが、果たして不安の中に入り込んで不安の原因を掘り当てた先に何かあるのでしょうか?
私は新たな不安が見つかると思っています。
不安に陥りやすい傾向の人は、思考がまわりやすい人だとも言えると思います。
不安→思考→さらに不安→思考→行動→また不安…
と不安が不安を呼んでますね。
深掘りしたゴールか不安なら無駄なエネルギーを使用してしまいますし、何より思考には多大なエネルギーを使います。
無駄に疲れるんですね。
なんか疲れた、身体がだるい、肩が凝る、頭が痛い、などなど思考が優先して身体に無意識に力が入ることで、こんな症状も出ます。

ではどうやって深掘りをやめるか?

不安を発見したとき、仕分けします。
まず、箱を想像します。
どんな箱でしたか?四角?カラフル?硬い?柔らかい? 
材質や形状、色は何でも良いです(笑)
そこにラベルをつけましょう。

向き合うもの
嫌だけどいつかやらないといけないもの
封印してしまうもの

これくらいでしょうか…
封印の箱は一生あけません。
もうそこに入れたら終わりです。
あまりにも漠然とした不安とか、意味のない妄想からくる不安、思考の先の先の先から出た不安とかでしょうか。

向き合うものは、例えばプレゼンしないとならないとかですね。
準備を淡々とすることで不安は和らいでいくでしょう。

嫌だけどやらないといけない
これは厄介ですね。
毎日部長に嫌味を言われるとか、成績が伸びないとか、よりネガティブかつ、センシティブだけど封印できないもの。
どうしようか?
これも淡々とこなすのみです。
感情をあまり入れないように、作業としてこなしてみましょう。
これで不安は奥まで入り込みにくくなってきます。

不安を深掘りしない対策は、思考という、エネルギーを使うものを、いかにまわさないようにするか?という所にあると思います。

不安を感じることは異常ではありません。
みんな不安を抱えています。
あら不安さん、こんにちは、くらいの気持ちが良いのかもしれません。

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