変化の始まり
すべきだろうか? すべきでないだろうか?
やりたいことが出来た時に、直ぐに行動に移すことができたらどれだけ良いだろうか? しかし、口で言うほど簡単ではないはずです。考えと行動の間に見えない壁が存在するからです。
お金、経験不足、時間、周囲の視線、失敗に対する恐怖など、あらゆる種類の壁があるでしょう。
世界旅行に旅立つ前の僕の心情もそうでした。世界旅行は小さな頃からの夢でしたが、いきなり、そのようなチャンスが巡ってきたので、直ぐに決心することは出来ませんでした。しかし、普段から世界旅行を肯定的に捉えていたため ‘お金’ ‘経験’ ‘時間’ ‘視線’ ‘失敗’という壁を打ち壊し、実際に行動に移すことが出来ました。
ある寓話があります。 (お爺ちゃんと孫の対話)
“(孫の名前)。葛藤は、心の中の ‘悪い狼’と ‘善良な狼’の間で起こるんだとさ。悪い狼は、怒り、嫉妬、悲しみ、欲望、傲慢、嘘などの否定的な考え、善良な狼は、平和、愛、喜び、希望、謙遜、真実などの肯定的な考えなんだとさ。もしも、この2匹の狼が喧嘩したらどっちが勝つと思う?”
戸惑っている孫を見て、お爺ちゃんが答えました。
“(孫の名前)が普段、餌をあげている狼さ”
現在の考えが未来の選択に大きな影響を与えます。今、否定的に考えてる人が後々肯定的に考えることが出来るでしょうか? 今、挑戦しない人が後々挑戦することが出来るでしょうか? 今、幸せを味わえない人が後々幸せを味わうことが出来るでしょうか? 今、出来ないことは、この先も出来ないでしょう。
“変化の始まりはいつも今です”
現在の考えが、未来の行動に重大な影響を与えているという事実を忘れてはいけません。今からでも、僕の中にいる善良な狼に餌を与えましょう!