「ラブ・イズ・ブラインド?」
「めっちゃ不思議じゃない?顔見てないのにめちゃ好きみたいな。声に癒されるし。」 Netflix「ラブ・イズ・ブラインド」より抜粋
Tin Can 2.0は、会話を通して人と人をつなぎ、先入観なしにストーリーや考え、感情を共有できるよう移行致しました。実際にどのような方法でTin Can2.0を構成するか、これまで毎日チームのSlack(連絡用チャット)上では、ワクワクする多様な意見が挙がり続けました。その中で多くのメンバーが目をつけたものの中に、Netflixの「ラブ・イズ・ブラインド」がありました。これは、米国でヒットし最近日本にも上陸しましたね。日本のランキングにも挙がっていてチェックした方も多いのではないでしょうか。
まずこの「ラブ・イズ・ブラインド」は婚活リアリティショーです。番組の参加者がそれぞれPOD(ポッド)と呼ばれる個室に入り、1対1で壁越しのお見合いをし、声だけを手掛かりに心を通わせていくというもの。お互いの姿を見ることなく心が通った相手を見つけられれば、婚約が成立し、ここで初めて対面。その後1ヶ月間のバカンス(同棲)を経て、その末に本当に結婚するかを決意するというものです。
私たちは前半のポッドでの「会うことなく会話だけを通して関係を構築していく」という部分に強く興味と注意を惹かれました。ここで重要だと感じたポイントは、「自由で安全である」ということ。相手へは自分の声のみ伝達されるため、自分に先入観を持たれることも相手に持つこともありません。メンバーたちの多くはオープンに自分のことを話し、気が合えば次回またデート(ポッド内での会話)を重ね、合わなければ余計な気を遣うことなく離れることが出来ていました。顔を知られていると、何かと気を遣ってしまったり個人情報漏洩のリスクを自然と考え余計な「心理的な壁」を設けてしまうことがありますが、逆にここでは「物理的な壁」があることで心を開放させていましたね。そして回を重ねるにつれ、相手のストーリーから人物像を想像していき、相手の話に心を動かされるメンバーもみられました。実際に感極まって喜んだり涙したりするシーンは何度かありましたね。
Tin Canは婚活アプリではありませんが、このように自由で安全に自分を解放できる空間になるよう努めています。Tin Canにいる仲間はあなたの情報を知りません。自分の内面から出てくる考えや感情を共有し、気が合わなければ別の仲間を探してよいのです。気が合えば、また気が合わなくても相手に興味があればより会話を深めてみましょう。家族や友達には見せていない自分だけの顔はありませんか?Tin Canがみなさんの第三の居場所のような快適な空間になることを期待しています。
ラブ・イズ・ブラインドを見たことがありますか?観た感想は?ぜひTin Can内でも感想を教えてください!
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