見出し画像

3. アクティブな火曜日(2023/8/22)

今日は授業の一環でコペンハーゲンの中心地、インナーシティを散策した。
Danish War Museum→Canal tour→Holmens Kirke→City Hallという順路でコペンハーゲンの歴史や成り立ちについて学ぶというプログラム。

Danish War Museumでは、戦場で兵士たちがどのような生活をしていたかという展示が印象に残っている。日本の戦争に関する博物館だと、一般の人々の生活の様子を再現した展示は見たことがあるけれど、兵士たちの生活を見たことはなかった。寝室やキッチン、見張り台など細かく再現されていた。戦場という極限状態にあっても寝食を欠かすことはできないし、それでもそのすぐ側には敵を撃退するための銃が設置された見張り台がある。生死が常に隣り合わせの空間だった。このような場所で生活を送った兵士たちが安心できる空間に無事帰っていたら良いと思った。

war museumの展示

その後のCanal Tourは、ボートで運河を航行するというもので、コペンハーゲンの街の構造について、先生がよどみなく解説してくれた。ずらりと並ぶ漁業用のボートの側を通り抜けて、カラフルなコペンハーゲンらしい街並みや、「ブラック・ダイヤモンド」と呼ばれる大きな図書館、スタイリッシュなオペラハウス、人魚姫の像の背中(顔が見られるのは陸側から)を眺めてとても充実したツアーだった。図書館に絶対行きたいと思いながらまだ行けていないので近いうちに行きたい。

デンマーク王立図書館

Holmens Kirkeは、海軍のために造られた教会。残念ながら先生の解説が聞き取りづらかったのと今日の英語の調子が格段に悪かったのでほとんど理解できなかった。ルネサンス式の建物で細かな装飾が至る所に施されていて見るだけでも楽しむことはできた。1619年に今の状態に改築されたというのだから昔の建築技術には驚かされる。

Holmens Kirke (ホルメン教会)

City Hallでは現職の議員の方がスピーチをしてくれた。こちらも悔しいことに、疲れと英語の不調のせいでほとんど理解することができなかった。どうしても英語が入ってこない日ってある。しょうがない。でもCity Hallが美術館のような装飾が施された美しさで威厳がある建物だった。日本の市役所とは一味違う。

市役所の中にこんな芸術的な空間が

フィールドトリップ終了後、友達とRuffenという屋台が立ち並ぶフードコートに行った。韓国、タイ、インド、日本などアジア系のスナックフードからタコスやクレープなど様々な国の料理を楽しめて目移りしてしまう。友達4人でそれぞれ違うものを選んでシェアして楽しんだ。普段何をして過ごしているかとか、旅行の予定はあるかとか、他愛のない話をしながらのんびり過ごした。

フレンチフライ、フライドチキン、バターチキンカレー、タコス
海辺でチルする人々

朝早くから夜までとてもアクティブな一日だった。一緒に他愛のない話ができる友達が隣にいてくれることがうれしい。まだまだ自分の英語力には不満だし、もっといろんな人と深くコミュニケーションができるようになりたいなと思う。それでも、こうして充実した一日が過ごせたことに感謝。

いいなと思ったら応援しよう!