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60.謎の自信と謎ルール(2023/11/2)
11月になった。ここ最近、とても天気が変わりやすい。朝起きた時は青空が見えても、急に曇ってきて雨が降り出したりして、1日中晴れている日はあまりない気がする。夜中は絶対に雨が降っている。サマータイムが終わって、4時ごろにはかなり暗くなってしまうのにも、毎日新鮮に驚いている。時計を1時間巻き戻しただけなのに、不思議な感覚。
寒さもだんだん厳しくなってきた。現時点で、タイツ、ヒートテック、セーター、ダウン、マフラーと手袋という日本にいたときの真冬の恰好をしている。でも、自転車に乗って大学に着く頃にはぽかぽかしているのでなんとかなる気がしている。まだ繰り出していない防寒の手札はある。
今はまだ始まったばかりなので、雨や暗さや寒さがそれほどこたえている感じはしないけれど、ずっと北欧地域に住んでいる友人からビタミンDは必需品だと言われ、先日買ってみた。1日1錠、ビオフェルミンぐらいの小さな錠剤だけど、11歳未満は飲めないとか1日1錠を必ず守るようにと書かれていて、薬物的な作用があるのだろうかと若干怖い。
明日は試験のために使う参考文献のリストを提出しなければならない。全ての文献について、自分が使いたい範囲の文字数を数えて、1ページあたり2400文字(スペース含む)のstandard pageに換算し、1200 standard pages分集めなければならないという謎ルールがある。昨日から今日にかけて、私はひたすらアルファベットを数えていた。他の受講生も謎ルールにてんやわんやで、受講生内で作ったグループチャットはここ数日大混乱だった。
とりあえず、1200ページ分の文献を集め終わって(半分以上読んでない)、提出はできる状態になった。私はこれからリストアップした資料を読んで、21~25ページ分のレポートを書けるのだろうか。甚だ怪しい。学部からこの大学にいる人が、学部の卒業論文と変わらないボリュームだと言っていた。先が思いやられる。でもなぜか何とかなる気がしている。10月に数々の災難に見舞われて強くなってきたのかもしれない。あるいは根拠のない謎の自信か。
ヘッダー写真はキャンパスのメインホールの入り口に飾られていた死者の日の祭壇。