97.デンマークの新年、心の準備(203/12/26)
こちらの大学にサバティカルに来ている日本人の先生がお家に招待してくれて、お昼ご飯を食べさせてもらった。デンマーク料理の定番、smørrebrødや、なすと豆腐の揚げ出し、大根の煮物やケーキまでたくさん作ってくださっていて、どれも本当に美味しかった。食事をしながら、デンマークでの生活や文化のこと、大学の授業のことなど、いろいろとお話して気付けば4時間以上経っていた。楽しい時間をありがとうございました。
夜は、2日前から泊まりに来ている友人と一緒にコミュニティキッチンAbsalonに行った。2度目の今回は、近くに住んでいるというデンマーク人たちとテーブルを囲んだ。今日のメニューはじゃがいもがごろごろ入ったカレー、ナッツが入ったジャスミンライス、パン、フムス。言うまでもなく美味しかった。
デンマークの新年がどんな感じなのか聞いてみると、大晦日のお昼はゆっくり過ごして、夜ごはんに魚料理(鱈)を食べるのが定番だそう。そして何よりも大事なのがお酒で、一晩中飲み明かすと言っていた。そして日付が変わるときに椅子からジャンプして飛び降りるらしい。日本にもジャンプする文化があるよと言っておいた。言っておきながら私は飛んだことがないので、今年は椅子から飛んでみるか。
あと、お正月は治安が悪くなるから気を付けた方が良いらしい。パーティをしている家に知らない人が突然押しかけてクラッシャーしにくるという理解しがたいことを言っていた。みんなお酒を飲みまくって壊れるのだろうか。怖い。ネットで少し調べてみたら、使わないお皿を大晦日までに集めておいて、新年早々他人の家のドアに投げつけて割るという意味不明な風習もあるらしい(最近はあまりされなくなってきているかも)。怖い。クリスマスは日本の年末感が漂っていてびっくりするほど静かだったけれど、お正月は結構激しそうな予感。心の準備が必要かもしれない。
何はともあれ、いろいろたくさん食べて贅沢な一日だった。