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15. 図書館、植物園、憂鬱(2023/9/3)

今日はCity Campusの近くにある図書館に行って、授業の予習をした。本があまり置いていなかったのはなぜなのか。カウンターで取り寄せる方式なんだろうか。数少ない開架図書の中から、自分の研究と近い内容のハンドブックを偶然見つけたのでスキャンしてきた。スキャナーがめちゃくちゃハイテクで性能が良かった。

16時で閉館だったので、追い出されるように図書館を出た。図書館の隣に植物園があり、学割が利くというので行ってみた。植物園の周りにもたくさんの種類の植物が生息する広い公園があり、そこを歩くだけでも楽しい。すべての植物に立札が立っていて、デンマーク語で名前が書いてあった。どの植物にも名前がある。万太郎が東大を追い出されるところまでしか見られなかった朝ドラ、らんまんを思い出した。続きはどうなっているんだろうか。

植物園の中もとっても楽しかった。見たことのないような超巨大な葉をつけた巨大な木や変わった形の珍しい植物が所せましと並んでいた。こんなに狭いところに閉じ込められて窮屈そうだなと思わなくもない。デンマークの人々に自然とつながる場を設けたいという想いで作られたそう。世界中いろんなところからやってきた植物たちをこんな街中で見られるのはおもしろいなと思った。植物の植生に合わせて気温や湿度がコントロールされていて、とても湿度が高く蒸し暑い部屋や、いろんな種類のサボテンが並ぶ乾燥した部屋や、蝶が生きるのに適した空間らしい場所など、たくさんの種類の植物を楽しめた。

迫り来る緑
迫り来る緑2
これでひとつの植物
サボテンかわいい

明日から授業が始まる。どきどきだ。
交換留学を申請する前から受けたいと思っていた授業のシラバスをよくよく見ていると、最終試験のレポートの言語がデンマーク語しか書かれていなかったのは何かの間違いだと思いたい。わざわざ「交換留学生向けの試験内容」というセクションを作っているにもかかわらず、試験の言語がデンマーク語だけだなんてそんな馬鹿な。正直若干、いやかなり憂鬱な気分になっている。ちゃんと聞いてみて交渉しよう。

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