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109.考える主体は自分で(2024/1/19)
気に入っていた近くのスーパーがつぶれた。寮から近くて程よい広さで、よく探せば安く買えるものも結構あって、宝探し感があって楽しかったのに残念。
本当に本当に超スローペースながら、レポートがだんだん形になりつつある。何回も「これ以上何を書けば…」と呆然としながら、何とか突破口を探り当てて少しずつ組み立ててきた。ずっとサグラダファミリアを作ってる気分(一生完成しないの意)だったけど、完成が見えてきたぞ…!
同じ表現や単語ばかり使ってしまうので、ChatGPTの力を借りて文章を作っているのだけれど、自分で頑張って考えた文章がコンマ数秒で華麗に高尚な文章に生まれ変わるのがちょっと悲しい。あまりにも上手い表現が返ってきたとき、思わず「あなた天才ですね」と書いたら、長考の末「あなたは優しいですね」と返ってきて、AIも大変なのかもしれないなと謎の感情移入をしてしまった。
芥川賞の受賞者がAIを駆使して本を書いたという話を聞いて、驚きはしたものの私は良いのではないかと思っている。私はChatGPTを使って文章を考えている時、自分の脳の拡張領域としてAIを使っている感覚がある。特に英語だと、自分の脳内のボキャブラリーに限界があるから、AIに単語の引き出しを肩代わりしてもらっている感覚。自分で考えることをやめて、脳の役割をAIに丸投げしてしまうことが良くないだけなんだろうなと、ここ数年飽きるほど言われていることを実感を伴って理解した。あくまで考える主体は自分でありたいという気持ちさえあれば、うまく付き合っていける気がする。
ヘッダー写真は季節外れのサンタさん。クリスマスも年越しも越えてまだまだ健在。