未経験薬剤師が「企画〜デザイン」制作やってみる| Part 1/6
はじめまして、てぃむです。
この記事は、未経験UIデザイナーが目的のあるデザイン設計をできるようになるため、企画フェーズからアプリを考えていく勉強ログです。
なぜアウトプットをはじめるのか
2021年1月からUIデザインの勉強を開始し、UdemyでFigmaの使い方コースを受講する、デザインの教本を片っぱしから読み漁る、UIトレースを見よう見まねでやってみる等々、色々試しました。
その結果、基礎はある程度身についたのですが、4ヶ月を過ぎた頃から成長速度が一気に低下してきました💦
このままじゃやばい😱!!と焦り、デザイナーさんに相談した結果、インプット主体で勉強しているため知識が腹落ちしていないことに気づきました。
なので、インプット主体からアウトプット主体の勉強法にやり方を変えることにしました。
なぜ企画フェーズから考えるのか
仕事でスマホアプリのUIデザインを作っているとき、レビュワーさんから「(デザインが)何を目的としているか分からない🤔」とフィードバックされたのがきっかけです。言われてみれば、確かにデザインの目的を考えず、あしらいばかり気にしていた…。
デザインする目的を意識するには、上流工程である解決したい課題、ターゲットユーザーから本当に意味で理解する必要があると考え、企画から自分で考えてみることにしました。
進めかたについて
「プロダクトマネジメントのすべて」「ユーザビリティエンジニアリング(第2版)」を参考とし、自分なりに整理したアプリ開発フローを基に進めていきます。
今回は短時間でとりあえず回したいので、ユーザーインタビューなど時間のかかる工程は省きます。以下順番で進めます。
1. 課題のリサーチ(今回)
2. アイディエーション
3. プロトタイプ
4. デザイン
課題のリサーチ
私にとって身近な話題の薬局における課題について考えていきたいと思います。
薬局で、以下のような現場を見かけることがあります。
・患者👩💢 :忙しいので早く帰りたい
・薬剤師👱♂️💦:イライラしているから会話は最低限にして早く終わらせよう
薬剤師の対応として間違いではないのですが、「(患者が)早く帰りたい」「(薬剤師が)コミュニケーションを取らない」と思う理由を深堀りすると、本質的な課題が見えてきそう。
目指したい世界観は「患者と薬剤師が、互いにストレスなく快適にコミュニケーションできる」ことです。
・人数 :自分含め2人
・所要時間:1時間
・方法 :ブレインストーミング(ブレスト)、KJ法
1. ブレストで課題の洗い出し
2. 関連する課題ごとグループ化
各グループに青いふせんで見出し=「表札」をつける。
3. 表札の構造化
作った表札を、関連するもの同士つないでいく。
4. 課題の評価
課題評価に入る前に、3.で納得のいく構造が作れなかったため、表札同士の関連を文章で記述して再整理しました。
言語化🗣することで思考が整理でき、納得のいく構成に👍(言語化した文章を記録しておくと、人にも説明しやすそう)
最後に表札を5段階評価した結果、もっとも点数の高かった「服薬指導」が代表課題となりました👏
まとめ
ブレストして洗い出した課題をKJ法で整理した結果、解決すべき代表課題が「服薬指導」になりました。予想はしていたものの、やはりここにたどり着くんだなあ。範囲が広いので、アイディアを収束できるか心配💦
次回は「2. アイディエーション」をしていきます。
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▼ 次の記事を読むには下のリンクをクリック
https://note.com/timtic_1234/n/n37722972b35e
▼ Part 1
課題仮説の設定
https://note.com/timtic_1234/n/n4cded9ad6993
▼ Part 2
ユーザーインタビューによる検証
https://note.com/timtic_1234/n/n37722972b35e
▼ Part 3
アイディエーションによるソリューション設定
https://note.com/timtic_1234/n/n8c6924f47790
▼ Part 4
プロトタイプの作成
https://note.com/timtic_1234/n/n2f4c4f8040d9
▼ Part 5
ユーザーテストによる価値検証
https://note.com/timtic_1234/n/n07467ef41c9e
▼ Part 6
UIデザインの設計
https://note.com/timtic_1234/n/n6373bdfa8505
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