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Step by Step 6月4日 ■□悪口対処法□■

 人の語るすべての事に心をとめてはならない。これはあなたが、自分のしもべのあなたをのろう言葉を聞かないためである。 あなたもまた、しばしば他人をのろったのを自分の心に知っているからである。伝道の書7章21-22節


 悪口を言われるということは、あなたがその人よりも幸せだからです。その人はあなたに嫉妬しているのです。

 私たちは自分よりも不幸そうな人の悪口などまず言いません。自分よりも少し幸せそうな人、そう、自分と比較可能な人に嫉妬し、悪口を言うのです。自分と全くレベルの違う幸せな人、比較対象にならない立場の人には嫉妬しません。相手の存在で自分が惨めなったり、自分の影が薄くなり始めると、嫉妬し始め悪口を言い出します。最近ではSNSの匿名性をいいことに、嫉妬による誹謗中傷、憂さ晴らしの暴言が横行しています。

 結論から言うと、人を誹り、誹謗中傷する人はかわいそうなのです。なぜなら今の自分と今の幸せに感謝できず、恐れる必要のないことに恐れ、嫉妬することによって惨めになり、悪口を言うことで自己嫌悪に陥り、周囲からの評価をも低くしているからです。さらにプラスの相乗効果を起こすことも出来ません。嫉妬、誹り、誹謗中傷からは何の良いものも生み出しません。ホントにかわいそうです。

 ですから、もし今あなたが悪口を言われているなら、私は恵まれているのだ!幸せなのだ!と感謝してしまいましょう。悪口に乗せられて、同じ反応をしてはなりません。相手の思うツボです。逆にあなたを嫉妬している人の悪口を敢えて感謝し、自分の成長に繋げる努力をしましょう。

 このように悪口は決してあなたを傷つけるものではありません。あなたがそれにマイナスを反応するので傷ついてしまうのです。プラスの反応をすることを選びましょう。

 悪口を言われることは、あなたが恵まれている証拠です、そして悪口はあなたをより良く成長させてくれるカンフル剤です。


■祈り■
 神よ、人からの悪口を前向きに受け止めて、自分の成長に繋げていく事が出来ますように。自分の人生の責任を取るのは自分自身です。そのことを肝に銘じ、正しく受け止め、健全に反応することが出来ますように。イエスの御名によって、アーメン。

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